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ウェブカメラのカタログは、解像度が大きく書かれています。しかし実際の映りや使い勝手を左右するのは、画角・オートフォーカス・マイクなど、解像度以外の項目です。
ここでは、ロジクールのBrio 500とMX BRIOの公式発表値を例に、購入前に見ておきたい項目を整理します。
画角は3段階、狭くするほど映る範囲が減る
画角は、カメラに映る範囲の広さを決める項目です。Brio 500とMX BRIOは、どちらも公式仕様で90°/78°/65°の3段階を挙げています。Brio 500はLogi Tuneを使うと、この3段階の間で視野角を自由に調整できるとされ、90°は超広角レンズによるもので、公式は「もう一人の被写体と一緒にカメラに映ることもできる」としています。MX BRIOも、Logi Options+またはLogicool G HUBで視野角などをお好みの設定にカスタマイズできると案内されています。
画角の数値が小さくなるほど、映る範囲は狭くなります。背景をどこまで見せるかは、この3段階のどれを選ぶかで変わります。
RightLightが自動で補正する明るさの範囲
Brio 500にはRightLight 4が搭載されています。サポートの仕様ページには「微光から直射日光まで、さまざまな照明環境下でクリアな画像を実現します」とあります。MX BRIOはRightLight 5で、オートフォーカス・HDR・ホワイトバランス・露出を含む顔ベースの画像補正機能です。製品ページでは、これに加えて3Dノイズリダクションを備え、Brio 4Kと比較して最大2倍の画像ディテールと顔の可視性を実現するとされています。
どちらも、周囲の明るさに合わせて自動で調整する機能として案内されています。
オートフォーカスと自動フレーミングに要る条件
Brio 500の自動フレーミング(RightSight)は、会議中に立ったり移動したりしても画面の中心に映すようにする機能です。この機能にはLogi Tuneのダウンロードが必要で、Logi TuneはChromeOSではご利用いただけません。サポートの仕様ページには「RightSightは現在Windowsのみでご利用いただけます」とも記載されています。
MX BRIOのオートフォーカスは、プレスリリースで「人物を瞬時かつ正確に画面の中心にとらえるオートフォーカス機能」と説明されています。サポートの仕様ページには、Right Sightについて「あり(Logi Tune使用時のみ)」と記載があります。どちらの機種も、この種の機能を使うにはLogi Tuneの導入が前提になっています。
マイクは内蔵、集音範囲は最長1.22m
Brio 500の内蔵マイクはステレオで、サポートの仕様ページには集音範囲が最長1.22mと記載されています。ヘッドセットやイヤホンを使用していない場面でも、ノイズリダクション機能が背景の音を除去し、話者の声を強調するとされています。
MX BRIOの仕様表記は「ノイズリダクション機能付きステレオマイク」で、サポートの仕様ページにはマイクの数が2、マイクタイプは「デュアルビームフォーミングマイク/背景雑音を軽減」と記載されています。どちらもモニターやノートPCの上に取り付けて使うため、マイクの位置は口から離れた場所になります。
取り付け方法とセンサーの違い
Brio 500には、ノートPC・LCDディスプレイ・モニターに取り付けられる、着脱式マウントアダプター付きのマウントクリップが付属します。MX BRIOのマウントクリップも、公式ページでノートパソコン・LCDディスプレイ・モニターにフィットすると案内されています。加えてMX BRIOの仕様には、三脚に取り付けるためのねじ穴があると記載されています。
センサーの画素数は、Brio 500が4MP、MX BRIOが8.5MP(Sony STARVIS、モデルIMX415、ピクセルサイズ1.45um)です。Brio 500のレンズはガラス製、フォーカス方式はどちらもオートフォーカスと記載されています。
接続端子・対応OS・本体サイズの公式仕様
| 項目 | Brio 500 | MX BRIO |
|---|---|---|
| 解像度/フレームレート | 1080p/30fps、720p/60fps | 4K、1080p/30fps、1080p/60fps、720p/60fps |
| 画角 | 90°/78°/65° | 90°/78°/65° |
| カメラのメガピクセル | 4MP | 8.5MP(Sony STARVIS) |
| マイク | ステレオ(集音範囲最長1.22m) | ノイズリダクション機能付きステレオマイク |
| 接続 | USB-Cプラグ&プレイ | USB-C 3.0(USB 3.0規格対応のポートが必要) |
| 対応OS | Windows 8以降、macOS 10.10以降、ChromeOS | Windows 10以降、macOS 10.15以降、ChromeOS、Linux |
| 本体サイズ | 110mm×31.5mm×31.5mm(クリップ込み110mm×45mm×51.5mm) | 98mm×36mm×43mm(クリップ込み98mm×52mm×61mm) |
| ケーブル長 | 1.5m | 1.5m |
※ 仕様はメーカー公表値です。購入前に各製品ページで最新の内容をご確認ください。
Brio 500は、1080pのビデオストリーミングには2GB以上のRAM、720pストリーミングには通常1GBのRAMが必要と案内されています。互換性の欄にはWindows 8.1以降が必要な場合(1080pを超える解像度)も明記されています。MX BRIOの必要システムは、USB 3.0規格対応のUSB-CポートとmacOS/Windows上のLogiソフトウェアです。同梱物は、Brio 500が本体(USB-Cケーブル付属)・マウントクリップ・保証書一式、MX BRIOが本体・マウントクリップ・USB-C – Cケーブル・取扱説明書・保証規定です。
選ぶ前に確認しておきたいこと
公表値を並べると、確認すべき点は次のように整理できます。画角が何段階から選べるか、光を補正する機能の範囲、自動フレーミングに必要なアプリと対応環境、マイクの集音範囲、取り付け方法とセンサーの画素数、そして接続端子とOSの条件です。Brio 500とMX BRIOでは、解像度のほかにセンサーの画素数や接続端子の要件も異なります。いずれも各製品の仕様ページで確認できる項目です。
参照した公式ページ
- Logicool Brio 500 製品ページ https://www.logicool.co.jp/ja-jp/shop/p/brio-500-webcam(2026年9月27日確認)
- Logicool Brio 500 仕様(サポート) https://support.logi.com/hc/ja/articles/8076748576663-Specification-BRIO-500(2026年9月27日確認)
- ロジクール プレスリリース(2022年10月7日)BRIO 500 ウェブカメラ発売 https://press.logicool.co.jp/ja-jp/brio500-zonevibe100/(2026年9月27日確認)
- Logicool MX Brio 製品ページ https://www.logicool.co.jp/ja-jp/shop/p/mx-brio-4k-webcam(2026年9月27日確認)
- Logicool MX BRIO 仕様(サポート) https://support.logi.com/hc/ja/articles/18849231040023-Specification-MX-BRIO(2026年9月27日確認)
- ロジクール プレスリリース(2024年3月6日)MX BRIO 700発売 https://press.logicool.co.jp/ja-jp/MX-BRIO-700/(2026年9月27日確認)
いずれも2026年9月13日に確認した公表値です。

