ゲーミング部屋のスマート照明|色を増やす前に決めること

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ゲーミング部屋の照明は、色を増やすほど良くなるわけではありません。ここでは TP-Link Tapo のテープライト(L900-5・L920-5)と Philips Hue シグネ グラデーション フロアライトの公式仕様と機能から、置き場所ごとに確かめておきたい数字を整理します。

モニター周りの映像と同期させるなら、Hue Syncデスクトップアプリ

パソコンでプレイしているゲームの映像とHueのライトを同期させる機能として、Philips Hue公式は「Hue Syncデスクトップアプリ」を案内しています。「パソコンで利用できるよう特別に設計されています…多彩なカラーを備えるPhilips Hueライトを、パソコンでプレイ中のゲームなどと自由にペアリングできます」とあり、対応環境はMac Big Sur以上・Windows 10(x64)、デスクトップ専用でダウンロードできるとされています。テレビの映像と同期させる方法は テレビ裏の間接照明|テープライトの選び方と貼り方 に書いています。

壁やデスク下で色を使うなら、RGB-ICが効いてくる

デスク周りで色を流したい場合、テープライトがセクションごとに色を変えられるかどうかが分かれ目になります。TP-Link公式は、L900とL920の違いを「RGBは赤、緑、青のLEDを搭載していることを意味します。RGB-ICのICは、RGB3色のLEDに加えてICチップを搭載していることを表しており、テープライトの各セクションを個別に操作が可能です」と説明しています。

項目 Tapo L900-5 Tapo L920-5
色の制御 テープ全体で1色(RGB) セクションごとに個別制御(RGB-IC)
カラーゾーン数(5m時) 記載なし 50個
最も細かいゾーン 記載なし 10cm(LED3つ分)
ルーメン(目安) 400lm 550lm
消費電力 13.5W 18W
長さ 5000mm固定 5000mm固定

L920-5であれば、TP-LinkのFAQに「Tapo L920-5(テープライトが5メートルの機種)の場合50個のカラーゾーンを個別に設定可能です。そのため最も細かなカラーゾーンは10cm(LEDが3つ)です」とあります。1本の中で左右の色を変えたり、虹のように色を流したりする表現は、この個別制御があってはじめて成立します。L900-5にはICチップが無く、テープ全体が1色になります。同じFAQには「1メートルあたり30個のLEDが埋め込まれています」ともあり、5mのテープライトには150個のLEDが入っている計算になります。

PCケースやデスクの裏側に貼る場合も、公式の注意点は変わりません。「強力な3M製粘着テープを使用しています。糊残りや、破損等を避けるため、大切な家具やデリケートな壁紙等には貼り付けないでください」とされています。動作温度はL900-5・L920-5とも-15℃〜40℃です。

音に反応させる機能は、L900-5・L920-5とも製品ページに記載があります。「音と光のコラボ / ビートに合わせてライティングを変えてくれる機能も搭載」とあり、スマートフォンのマイクで周囲の音を検知して、音楽に合わせて光り方を変える使い方ができます。

明るさの目安

TP-LinkのFAQには「L900シリーズは400lm、L920シリーズは550lmです」とありますが、同じFAQに「L900、L920は関連認証の白色LEDを搭載していないため、この値はあくまで目安としてご利用ください」という注記もあります。デスク下やケースまわりの装飾であれば、この明るさでも足りることが多い範囲です。

壁や部屋の隅に立てて部屋全体の雰囲気を作る場合は、Philips Hue シグネ グラデーション フロアライトのようなランプの明るさが目安になります。仕様表のルーメン出力は4000Kで2,550、2700Kで1,800です。対応するPhilips HueアプリはAndroid 10.0以降・iOS 16以降、通信プロトコルはBluetooth・ZigBeeで、Tapoのテープライトと同じくアプリからの色・明るさの調整に対応します。

台数を増やすなら、HueはBluetoothの上限を確認する

モニター裏・デスク下・壁・天井と光らせる場所を増やしていくと、管理する台数も増えます。Philips Hueの製品ページには「Hue Bluetoothアプリを使えば、ご家庭の1室で複数のHueスマートライトを制御できます。最大10個のスマートライトを加えて、すべてモバイルデバイスでのボタン操作だけで制御可能です」とあります。Bluetoothだけの場合、1つの部屋・最大10個という上限になります。

Hueブリッジを足すと、製品ページの記載どおり最大50個のランプ、最大12個のアクセサリーまで扱えるようになります。上限や音声操作との関係は スマート照明にハブは必要か|Bluetooth接続との違い に書いています。TP-Link Tapoのテープライトは、製品ページに「ハブは不要:WiFi経由で接続できるので、専用のハブや機器を別途用意する必要はありません」とあり、台数を増やしてもハブという機器は増えません。

Wi-Fi直結のTapoは、通信規格がIEEE 802.11b/g/n・2.4GHz帯で、ネットワーク要件は暗号化されたWi-FiとDHCPサーバーです。増やす台数が多いほど、この2.4GHz帯にどれだけ機器をつなげるかという別の条件が関わってきます。

確かめる順番

まずモニター周りをHueの映像と同期させたいかどうかを確認し、次に壁やデスク下でRGB-ICが要るかどうかを決め、最後に台数が増えたときの上限(Bluetoothなら10個、Hueブリッジなら50個)を確認する、という順番で公式の仕様を見ていくと、置き場所ごとに必要な製品の条件がしぼられます。消費電力もTapo L900-5が13.5W、L920-5が18W、シグネ グラデーション フロアライトが29Wと、台数が増えるほど積み上がる数字なので、あわせて確認しておく点になります。

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参照した公式ページ

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