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Philips Hue を使うとき、必ず出てくるのが「ブリッジは要るのか」という疑問です。公式の製品ページを並べると、Bluetooth と Hue ブリッジ、Bridge Pro とで、扱える台数と操作できる範囲がそれぞれ違うことが分かります。
Bluetoothだけで操作できる範囲
Hue のランプやライトリボンの製品ページには、次の説明があります。「Hue Bluetooth アプリを使えば、ご家庭の1 室で複数の Hue スマートライトを制御できます。最大 10 個のスマートライトを加えて、すべてモバイルデバイスでのボタン操作だけで制御可能です。」
整理すると、Bluetooth だけの場合、操作できる範囲は家の中の1つの部屋、台数は最大10個、操作の方法はスマートフォンのアプリでボタンを押すことに絞られます。ブリッジという追加の機器は要りませんが、その代わりスマートフォンが電波の届く範囲にある必要があります。
ブリッジを足すと増える上限
Hue ブリッジの製品ページには「Philips Hue ランプを最大 50 個追加可能」「Philips Hue システムでは最大 12 個のアクセサリーを接続して、コネクテッドな照明体験をさらに素敵なものにできます」とあります。ライトの上限は10個から50個に増え、アクセサリーは新たに12個まで使えるようになります。
通信方式も変わります。ブリッジの製品ページは「Philips Hue は、低電力で信頼性の高い照明コントロール テクノロジー、ZigBee に基づいています」と説明しており、Bluetooth とは別の通信規格でライトとつながります。
ブリッジ本体の同梱物は、ブリッジ本体・イーサネット ネットワーク ケーブル・電源アダプターの3点です。ルーターとイーサネットネットワークケーブルでつなぐ仕組みなので、設置場所はルーターの近く、ケーブルが届く範囲に限られます。動作にWi-Fiは要らないと公式は明記しています。
音声操作と外出先からの操作に要る条件
Hue ブリッジ、Bridge Pro、Hue モーションセンサーの仕様表には、いずれも「音声アシスタント(Hue Bridgeが必要です)」という項目があり、対応するのは Amazon アレクサと Google アシスタントです。この表記のとおりなら、音声での操作にはブリッジが前提になります。
外出先からの操作も同じです。Hue ブリッジの製品ページは「Philips Hue の iOS/Android アプリを使えば、どこにいても遠隔操作で照明をコントロールできます。外出時に自宅の照明を消し忘れていないかどうかを確認したり、残業で遅くなるときに明かりをつけておいたりすることができます」と説明しています。Bluetooth の「1室で」という範囲を超えて操作したい場合は、ここが分かれ目になります。
センサーはブリッジが要る、スイッチは要らない
同じ Hue のアクセサリーでも、ブリッジが要るかどうかは製品によって違います。Hue モーションセンサーの製品ページには「Philips Hue ブリッジが必要 この製品をご利用いただくには、Philips Hue ブリッジへの接続が必要となります」と明記されています。人の動きに合わせて照明を自動でつけたい場合、ブリッジは前提の機器になります。
一方、Hue ディマースイッチ(最新モデル)の製品ページは、ブリッジへの言及なしに「Hue Dimmer スイッチで、Philips Hue スマート ライトを瞬時にコントロールしましょう。ボタン操作だけで、家族全員が部屋の明るさを瞬時に調整し、照明のオンとオフを切り替え、照明シーンを設定できます」と説明したうえで、「Hue Bridge とペアリングすると、照明シーンを追加したり、時刻に合わせたライトを設定するなど、スイッチをカスタマイズすることもできます」と続けています。壁のスイッチで明るさを変えるだけなら、ブリッジを先に用意しなくても始められることになります。
Bridge Proまで増やすとどう変わるか
台数を大きく増やす見込みがあるなら、Bridge Pro という選択肢もあります。公式の製品ページは「150以上のライト、50以上のアクセサリに対応」「Bridge Pro は Bridge と比較して、3倍の容量、150以上のライト、50以上のアクセサリー、500のシーンをサポートします。さらに新しい Hue Chip Pro により5倍の応答時間を実現します」としています。
Bridge Pro には専用の機能もあります。「Hue MotionAware」は、同じ部屋に3台以上のライトを使うことで人の存在を検出し、割り当てたライトを点灯させる機能で、公式は「別途モーション センサーは必要ありません」としています。セキュリティ面では「Zigbee Trust Centerによる高度な暗号化」が挙げられています。
Tapoとの違いを表で確かめる
TP-Link の Tapo テープライトは仕組みが異なります。Tapo L900-5、L920-5 とも製品ページに「ハブは不要:WiFi経由で接続できるので、専用のハブや機器を別途用意する必要はありません」と明記されており、それぞれのテープライトが直接ルーターの Wi-Fi につながります。音声操作は「Google アシスタントや Amazon Alexa に対応しているので手放しでも操作可能です」とあり、Hue の「ブリッジが必要」のような条件は付いていません。その代わり、Hue ブリッジの仕様表にある Apple Home や Matter、Samsung SmartThings との連携は、Tapo テープライトの製品ページには記載がありません。
| 項目 | Bluetoothのみ | Hueブリッジ | Bridge Pro |
|---|---|---|---|
| ライトの最大数 | 10個 | 50個 | 150以上 |
| アクセサリーの最大数 | 調光スイッチなど、直接ペアリングできる範囲 | 12個 | 50以上 |
| 通信方式 | Bluetooth | ZigBee | ZigBee |
| 操作できる範囲 | 1室、モバイルデバイスでのボタン操作 | 外出先からも操作可能 | 外出先からも操作可能 |
| 音声アシスタント | ブリッジが必要という条件が付く | Amazonアレクサ・Googleアシスタント | Amazonアレクサ・Googleアシスタント |
| セットアップ | スマートフォンとBluetoothでペア設定 | 本体・イーサネットネットワークケーブル・電源アダプター | 本体・電源アダプター |
結局どちらを選ぶか、ではなく何を優先するか
寝室など一部屋だけで Hue を使うなら、Bluetooth のままで最大10個の範囲に収まります。外出先からの操作や音声操作、モーションセンサーによる自動化を使いたくなった時点で、ブリッジが前提の条件になります。家じゅうに広げる見込みがあるなら、50個で足りるか、Bridge Pro の150以上が要るかを先に見積もっておく判断になります。ハブを増やしたくない場合は、Wi-Fi に直接つながる Tapo のテープライトが選択肢になります。
参照した公式ページ
- Hue ブリッジ 製品ページ https://www.philips-hue.com/ja-jp/p/hue-bridge/8719514342460(2026年9月27日確認)
- Hue Bridge Pro 製品ページ https://www.philips-hue.com/ja-jp/p/hue-bridge-pro/8720169155176(2026年9月27日確認)
- Hue モーションセンサー 製品ページ https://www.philips-hue.com/ja-jp/p/hue-motion-sensor/8719514342149(2026年9月27日確認)
- Hue ディマースイッチ(最新モデル)製品ページ https://www.philips-hue.com/ja-jp/p/hue-dimmer-switch-latest-model/8719514274655(2026年9月27日確認)
- Hue シグネ グラデーション フロアライト 製品ページ https://www.philips-hue.com/ja-jp/p/hue-white-and-color-ambiance-signe-gradient-floor-lamp/8721103195418(2026年9月27日確認)
- TP-Link Tapo L920-5 製品ページ https://www.tp-link.com/jp/home-networking/smart-bulb/tapo-l920-5/(2026年9月27日確認)
- TP-Link Tapo L900-5 製品ページ https://www.tp-link.com/jp/home-networking/smart-bulb/tapo-l900-5/(2026年9月27日確認)
いずれも2026年9月13日に確認した公表値です。

