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スマートリモコンを選ぶときに確認しておきたい項目を、SwitchBot公式の仕様で整理します。対象はハブ2とハブミニ(Matter対応)で、赤外線の届く範囲、必要なWi-Fiの帯域、センサーの有無、Matterでの管理台数まで、公表値だけで比べます。
できることと、赤外線という仕組みの制約
ハブ2の製品ページは、対応可能なメーカー数4877社、対応可能なリモコンの種類21363種、対応可能な製品型番101,000以上という数値を挙げ、赤外線リモコンで動く家電をアプリ・音声・スケジュールでまとめて操作できるとしています。ただし赤外線は光と同じ性質を持つため、家具の陰や別の部屋には届きません。ハブ2には最大送信距離30mの主な赤外線LEDと、部屋全体に電波を届ける補助用赤外線LEDが搭載され、赤外線受信モジュールの最大受信距離は15mです。公式は、赤外線送信範囲がハブミニの2倍としています。
エアコンの状態を確認できるかどうかも機種で違います。ハブ2の比較表では「エアコンリモコン状態同期:リモコンでエアコンを操作する時、ハブ2がスマホでエアコンの状態を更新(現時点エアコンのみ)」とあり、ハブミニ・ハブミニ(Matter対応)はこの項目が「——」です。ハブ2の対応は2024年1月時点で約1800個のエアコン型番と案内されているので、手持ちのエアコンが対象かは型番で確認する必要があります。
設置には2.4GHz帯のWi-Fiが必要
ハブ2の製品ページには「SwitchBot ハブ2を使うために、2.4GHz帯のWi-Fiに接続する必要があります」と明記されています。ハブミニ(Matter対応)も、Matterの設定時にはハブミニ(Matter対応)とスマートフォン、スマートスピーカーが同じ2.4GHzのWi-Fiネットワークに接続されている必要があると案内されています。テレビとエアコンが別方向にある部屋では、1台で両方に赤外線が届くかどうかも設置前の確認事項です。
ハブ2の製品ページには、通信障害への備えについても記載があります。「日本初のAC赤外線コード対応、外出先でもスマホでエアコンのリモコン状態を把握し、遠隔でオンにできます」という機能に加えて、「ルーターやサーバーに通信障害が発生しても、スマホのBluetooth機能を使ってエアコンを操作することが可能です」とも説明されています。ハブ2は一時間あたり159kBのデータ通信量を使うとも案内されています。
ハブ2とハブミニ(Matter対応)の仕様の違い
| 項目 | ハブ2 | ハブミニ(Matter対応) |
|---|---|---|
| 本体サイズ | 80×70×23mm | 65×65×20mm |
| 本体重量 | 63g | 36g |
| 動作温度 | -20℃〜40℃ | -10℃〜60℃ |
| 温湿度・照度センサー | 内蔵 | 温湿度センサー線での連携(開発中の機能) |
| Matter対応 | 最大8つのサブデバイス | 最大4つのサブデバイス |
| 充電・給電ケーブル | Type-C | Type-C |
センサーの有無で自動化の幅が変わる
ハブ2の比較表は、オートメーションの実行条件としてスケジュール・ジオフェンス・温度センサー・湿度センサー・照度センサーの5つを挙げています。ハブミニ(Matter対応)はスケジュールとジオフェンスに対応し、温度・湿度はセンサー線を接続すれば連携できるとされていますが、この機能は現在開発中で近日中にリリース予定という注記があります。照度センサーで「暗くなったら照明を点ける」という自動化をしたい場合は、ハブ2の仕様が必要です。
Matterで管理できる台数の違い
比較表によると、Matter対応では、ハブ2が最大8つのサブデバイス(SwitchBotのロック・カーテン・ボットなどのBluetooth通信デバイス、またはエアコン・テレビ・照明などの赤外線家電)を追加できるのに対し、ハブミニ(Matter対応)は最大4つです。いずれもハブ経由でホームアプリから操作できるようになりますが、Matter対応アクセサリーを追加するにはHomePod miniやGoogle Nestなどのホームハブが別途必要です。
複数の家電をまとめて操作するボタンの有無も違います。比較表では、ハブ2に「スマートボタン:ワンタッチで、複数家電やデバイスを操作」という機能があり、ハブミニ・ハブミニ(Matter対応)はこの項目が「——」となっています。テレビ・照明・エアコンをワンタッチでまとめてオン・オフしたい場合は、この機能の有無を確認しておく必要があります。ハブミニ(Matter対応)の対応可能なリモコン型番は、比較表では8万以上と案内されています。
操作方法はスマホだけではない
ハブ2の特設ページには「実用的な操作方法は現段階で3つ」として、スマホ操作、Apple Watchでの操作、音声操作が挙げられています。音声操作については、SiriとHomePod miniなどのスマートスピーカーにも対応し、声だけで家中の機器を操作できるとされています。手が離せないときや、スマートフォンを持たずに家電を操作したいときの選択肢になります。
壁掛けと、同梱されるものの違い
ハブ2のよくある質問には「Hub 2は壁掛けに対応しますか」という項目があり、「はい、対応します。付属品に両面テープがございます」と案内されています。パッケージ内容は、本体、5V/2Aアダプター、温湿度センサー搭載ケーブル、両面テープ、温湿度センサー用の両面テープ、サポートカード、取扱説明書です。ハブミニ(Matter対応)のパッケージ内容は、本体、両面テープ、USBケーブル、取扱説明書で、対応機種はAndroid 5.0以降・iOS 12.0以降・iwatchOS 4.0以降と案内されています。
保証とサポートの体制も公式ページに記載があります。「1年保証期間+安心保証サービス」があり、「日本国内にサポートデスクを完備しており、基本的な使い方や製品に関する疑問まで、保証期間問わず専門スタッフが毎日12時間、メール・チャット・電話などで永久対応いたします」とされています。設定でつまずいたときの問い合わせ先としても確認しておける項目です。
参照した公式ページ
- SwitchBot ハブ2 商品ページ https://www.switchbot.jp/products/switchbot-hub2(2026年9月27日確認)
- SwitchBot ハブミニ(Matter対応) 商品ページ https://www.switchbot.jp/products/switchbot-hub-mini-matter(2026年9月27日確認)
- SwitchBot ハブ2 特設ページ(ハブシリーズ機能比較) https://www.switchbot.jp/pages/switchbot-hub2(2026年9月27日確認)
いずれも2026年9月10日に確認した公表値です。

