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完全ワイヤレスイヤホンAnker Soundcore Liberty 3 Proについて、Anker Japan公式オンラインストアの製品ページに載っている公表値だけで整理します。
見ていくのは、A.C.A.A 2.0のドライバー構造、音質とノイズキャンセリングに使う2つのHearID、ウルトラノイズキャンセリング2.0と外音取り込み、LDACの使用条件、モードで変わるバッテリー、マルチポイントと本体サイズの6つです。
A.C.A.A 2.0の2基ドライバーとイコライザー調整
Liberty 3 Proには、Anker独自開発のドライバー構造「A.C.A.A 2.0」が搭載されています。迫力のある低音を表現するダイナミックドライバーに加え、中高音域の滑らかな音を表現するバランスドアーマチュアドライバーを1つのモジュールに統合し、同軸上に配置した構造です。モジュール設計を再構築したことで、従来の「A.C.A.A」と比較して30%の小型化を実現しているとしています。
音質はSoundcoreアプリ上で、高音から低音まで出力の強さを自由に調整できます。対応コーデックはSBC / AAC / LDACで、LDAC対応時はワイヤレス接続でもハイレゾ音源の再生が可能になるとしています(ハイレゾコンテンツを転送速度990kbpsで伝送する場合)。
音質とノイズキャンセリングに使う2つのHearID
Soundcoreアプリの「HearID」は、Liberty 3 Proでは2つの役割で使われています。1つは音質側のHearIDで、特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定し、そのデータをもとにHearing Profileを自動で作成する機能です。ロックやポップなどの音楽ジャンルを掛け合わせて設定することもできるとしています。
もう1つはノイズキャンセリング側のHearIDです。アプリ上で耳の形を計測し、その結果に合ったノイズキャンセリングフィルターを適用する機能で、公式は「ノイズキャンセリング機能にもHearID機能を初活用」としています。ウルトラノイズキャンセリング2.0を使う際は、あらかじめSoundcoreアプリ上でHearIDの測定を行うとされています。
ウルトラノイズキャンセリング2.0と外音取り込み
ノイズキャンセリングには独自技術「ウルトラノイズキャンセリング 2.0」が使われています。周囲の雑音の種類を自動検知し、その場面に最適な強度のノイズキャンセリングを自動で起動する仕組みです。ノイズキャンセリングのモードは自動と手動をアプリ上で選べるほか、風の音が気になる場面では「風切り音を低減」をオンにする設定もあります。ただし風切り音低減モードは、標準モード設定時にはご使用できません。
外音取り込み機能は、イヤホンを付けたまま会話や周囲のアナウンスを聞き取れる機能です。歩行時やランニング時向けの「全ての外音モード」と、会話やアナウンスを聞き取りやすくする「音声フォーカスモード」の2つがあり、アプリ上で切り替えます。
LDACのハイレゾ再生と使用条件
LDACは、通常のコーデック(Bluetooth A2DPのSBC、328kbps・44.1kHz時)と比較して3倍の情報量を伝送できるコーデックです。ただし公式の「ご注意」には条件が並んでいます。iPhone・iPadなどのiOS端末はLDACに非対応で、対応コーデック欄のLDACはSoundcoreアプリとイヤホンのファームウェアをアップデートした後に使えるようになります。使用する端末はAndroid 8.0以降でLDACに対応している必要があり、使用時はアプリ上で機能をオンにする操作も必要です。
マルチポイント接続中はLDACを使用できません。3Dオーディオ機能も、LDACモードとイコライザーモードとは併用できません。
バッテリーは動作モードの組み合わせで変わる
バッテリー駆動時間は、通常モードでイヤホン本体のみ最大8時間、付属の充電ケースと合わせると最大32時間です。ノイズキャンセリングモードでは本体のみ最大6時間、ケース使用時で最大24時間になります。LDAC使用時はさらに短くなり、通常モードで本体のみ最大4時間・ケース使用時で最大16時間、ノイズキャンセリングモードとの併用では本体のみ最大3時間・ケース使用時で最大12時間です。
急速充電に対応しており、15分の充電で約3時間の再生が可能だとしています。充電ケース自体の充電時間は、USBケーブル使用時で約2時間、ワイヤレス充電器使用時で約3.5時間です。充電端子はUSB Type-Cとワイヤレス充電の両方に対応しています。
マルチポイント接続、6つのマイクと本体サイズ
Liberty 3 Proは2台の機器に同時接続できるマルチポイントに対応しています。Bluetooth接続をそのつど切り替えずに、スマホで音楽を聴きながらPCでの用途に切り替えるといった使い分けができるとしています。ただし同時に再生できるのはどちらか1台の機器のみで、再生中の機器を停止してから2台目の機器で再生を始める操作が必要です。通話時は、左右のイヤホンに各3つずつ、合計6つのマイクでノイズを除去します。通信規格はBluetooth 5.2、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPです。
| 項目 | 公式の公表値 |
|---|---|
| サイズ | 約7.08 x 5.55 x 2.8cm |
| 重さ | 約59g(充電ケース含む)/約7g(イヤホン本体 片耳) |
| 防塵・防水規格 | IPX4 |
| 通信規格 | Bluetooth 5.2 |
| Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
| 再生時間 | 通常モード:最大8時間(本体)/最大32時間(ケース使用時) ノイズキャンセリングモード:最大6時間(本体)/最大24時間(ケース使用時) |
| 充電時間 | 約2時間(ケース・USBケーブル使用時)/約3.5時間(ケース・ワイヤレス充電器使用時) |
| 充電端子 | USB Type-C/ワイヤレス充電 |
| 製品型番 | A3952N11(ミッドナイトブラック)/A3952N21(クラウドホワイト)/A3952NA1(アイスブルー)/A3952NQ1(ライトパープル) |
| 発売月 | 2021年11月 |
パッケージの内容は、本体、充電ケース、イヤーチップ(4種類)、イヤーウィング(4種類。開封時はサイズ2が装着済み)、USB-C & USB-A ケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアル、18ヶ月保証+6ヶ月(Ankerで会員登録後)、カスタマーサポートです。左右の耳穴の大きさが違う場合は、イヤーチップとイヤーウィングを違うサイズで組み合わせることもできるとしています。
保管条件から見るLiberty 3 Proの選びどころ
公式の「ご注意」には、Liberty 3 Proに搭載されているバランスドアーマチュアドライバーについて、湿度が高い環境に長時間置くと故障する可能性があるため、なるべく湿度が低い通気性の良い場所に保管するようにという記載があります。2基のドライバーを組み合わせたA.C.A.A 2.0ならではの注意点です。
公表値を並べると、Liberty 3 Proは「2基のドライバーと2つのHearIDで、音質とノイズキャンセリングを個別に追い込める完全ワイヤレスイヤホン」という輪郭になります。マルチポイント接続中はLDACを使用できず、3Dオーディオもイコライザーモードとの併用はできません。組み合わせによる制約があるため、優先したい機能から使い方を決めることになります。
Amazonの商品ページは、下のボタンから確認できます。
参照した公式ページ
- Soundcore Liberty 3 Pro 製品ページ(Anker Japan公式オンラインストア) https://www.ankerjapan.com/products/a3952(2026年9月21日確認)

