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Amazon のFire TV Cube(第3世代)について、developer.amazon.comのデバイス仕様ページと、Amazonカスタマーサービスの日本向けヘルプに載っている公表値だけで整理します。
オクタコアCPUとメモリ、ストレージ
プロセッサ(SoC)はAmlogic POP1-G(Amlogic – AML Popcorn)です。CPUは2.2GHzのARM 4xCA73と2.0GHzのARM 4xCA53の構成で、オクタコアプロセッサ搭載のFire TV Cube(第3世代)と説明されています。GPUはARM G52 MP8(800MHz)、メモリ(RAM)は2GB(LPDDR4/x、4224 MT/s)、ストレージは16GB(内部)です。OSのバージョンはFire OS 7、Androidのバージョンはandroid.os.Build.VERSION.SDK_INTでAndroidレベル28(Android 9)と記載されています。
Wi-Fi 6Eとトリプルバンド、Bluetoothの規格
Wi-FiはWi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax、2×2 MIMOに対応し、2.4GHz、5.0GHz、6GHzのトリプルバンドが使えます。Wi-Fi 6Eに対応しているため、6GHz帯を使うには接続先の機器もWi-Fi 6Eに対応している必要があります。イーサネットは10/100Mbps、BluetoothはBluetooth 5.0(BLE対応)、Max OpenGLのバージョンはOpenGL ES 3.2です。なお、Amazonカスタマーサービスの安全とコンプライアンスに関する情報には、周波数5150~5350MHz帯で操作する場合は屋内でのみ使用する必要があるとされています(屋内専用の5GHz製品)。
HDMI入力でほかの機器を切り替える
コネクター/ポートは、HDMI 2.1入力×1、HDMI 2.1出力(ARC)×1、HDCP 2.3、USB 2.0×1、IRエクステンダー、10/100イーサネットです。対応するデバイスをHDMI入力ポートに接続しておけば、ストリーミングからケーブルボックスやゲームコンソール、ウェブカメラへの切り替えが簡単になると説明されています。
| 項目 | 公式の公表値 |
|---|---|
| プロセッサ(SoC) | Amlogic POP1-G(Amlogic – AML Popcorn) |
| CPU | 2.2GHzのARM 4xCA73と2.0GHzのARM 4xCA53 |
| メモリ(RAM) | 2GB、LPDDR4/x(4224 MT/s) |
| ストレージ | 16GB(内部) |
| GPU | ARM G52 MP8(800MHz) |
| 無線 | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz、5.0GHz、6GHzのトリプルバンド)、Bluetooth 5.0(BLE対応) |
| HDMI | HDMI 2.1入力×1、HDMI 2.1出力(ARC)×1 |
| イーサネット | 10/100Mbps |
| スピーカー | 内蔵11Wスピーカー |
| マイク | 4つのマイクアレイ |
| 電気定格(本体) | 12VDC、1.25A |
| 動作温度 | 0℃〜35℃ |
本体のマイクでAlexaを操作する仕組みとプライバシー
本体には4つのマイクアレイを内蔵し、Alexaファーフィールド音声制御(ハンズフリー音声操作)に対応しています。Amazonカスタマーサービスの説明によると、Fire TV Cubeは前面にマイクオン/オフボタン、マイク、音量ボタン、アクションボタン、ライトバーを備え、背面にHDMI入力ポート、HDMI出力ポート、赤外線延長ケーブルポート、USB-Aポート、イーサネットポート、電源ポートがあります。設置時は、すべてのスピーカーから30cmほど離し、ポートが自分の反対側を向くように配置するとされています。音声を認識する必要があるため、扉付きのキャビネットの中には設置しないよう案内されており、キャビネット内の機器を操作する場合は別売りの赤外線延長ケーブルを使うとされています。
マイクオン/オフボタンを押すとミュートでき、青いインジケーターライトが点灯しているときはAlexaが音声を録音してAmazonのクラウドへリクエストを送信中であることを示すとされています。音声録音はAlexaアプリで確認・再生・削除でき、「アレクサ、今言ったことを削除して」のような声かけでも削除できるとされています。
セットアップに必要なものとWi-Fiの設定方法
セットアップの基本要件は、Fire TV Cube本体と付属のAlexa対応音声認識リモコン、電源ケーブル、電源アダプター、リモコン用の単4電池、別売りの高速HDMIケーブル、HDMIポートが利用可能なテレビ、メールアドレス・電話番号・パスワードを含むAmazonアカウント、インターネット接続(Wi-Fi名とパスワード)です。リモコンの電池は、最適なパフォーマンスを得るには単4アルカリ電池の使用が案内されています。
Wi-Fiの設定は、携帯電話で画面上のQRコードをスキャンして自動的に設定する方法と、Fire TVリモコンを使って画面の手順に沿って手動で設定する方法があります。イーサネットケーブルを使ってWi-Fi接続の代わりに有線接続することもできるとされています。
対応する映像・音声の規格
映像は4K Ultra HD、Dolby Visionなどに対応し、音声はDolby Atmosなどに対応しています。本体には11Wのスピーカーを内蔵しています。ビデオコーデックは、ドルビービジョン(プロファイル4-MEL、5、8、9、10に対応。プロファイル5および8はレベル9まで、プロファイル9はレベル5まで)、H.265(HEVC)でハードウェアによる高速化により最大2160p(4K)@60fps、H.264で最大2160p@30fpsまたは1080p@60fps、AV1で最大2160p(4K)@60fps、VP9で最大2160p@60fps(最大30Mbps)に対応しています。HDRはHDR10、HDR10+、HLG、Dolby Visionに対応し、DRMはWidevine L1 v11、PlayReady 3.3に対応しています。
歴代Fire TV Cubeとの仕様の違い
developer.amazon.comの仕様ページには、第2世代(2019年)・第1世代(2018年、日本未対応)の仕様も記載されています。第3世代のCPUが2.2GHzのARM 4xCA73と2.0GHzのARM 4xCA53であるのに対し、第2世代はヘキサコア(最大2.2GHzのクアッドコア + 最大1.9GHzのデュアルコア)です。Wi-Fiは、第3世代が2.4GHz・5.0GHz・6GHzのトリプルバンドであるのに対し、第2世代は2.4GHzおよび5.0GHzのデュアルバンドです。ストレージはどちらも16GB(内部)です。第1世代は、developer.amazon.comの表記で「日本未対応」とされています。
参照した公式ページ
- デバイスの仕様:Fire TV Cube(developer.amazon.com、第3世代・第2世代・第1世代の各欄) https://developer.amazon.com/docs/device-specs/device-specifications-fire-tv-cube.html(2026年9月26日確認)
- Fire TV Cubeをセットアップする方法(Amazonカスタマーサービス) https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GBYCE4N4B33YKG9L(2026年9月26日確認)
- Fire TV Cubeの安全とコンプライアンスに関する情報(Amazonカスタマーサービス) https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GFAYGLRY3SG69MYN(2026年9月26日確認)

