Tapo C120とC220の違い|屋外に置けるか、首を振れるか

tapo c120 vs c220 スマートホーム

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TP-Link のTapo C120とTapo C220は、どちらも最大解像度が2K QHD 4MP(2560×1440px)で、画質の数値だけを見ると同じです。TP-Link 日本の製品ページの公表値で比べると、違いは主に耐候性の記載の有無と、首振り機能の有無に出ます。

耐候性の記載があるのはC120だけ

C120の仕様表には耐候性の項目があり、IP66と記載されています。動作温度は-20℃~45℃です。一方でC220の仕様表には耐候性の項目自体がなく、動作温度も0℃~40℃と、C120より狭い範囲になっています。屋外や玄関先のように雨がかかる場所に置くかどうかは、この耐候性の記載の有無で判断することになります。C220の設置方法は据え置きと天井取り付けが案内されていますが、屋外向けの防水性能は仕様表に記載がありません。C120の設置方法も据え置きと天井取り付けで、屋内外どちらでも同じ方法で取り付けられます。

首振りとスマートトラッキングはC220だけの機能

C220はパンチルトに対応し、水平360°・垂直114°をカバーします。動きを検知すると自動で追尾する「スマートトラッキング」も、C220の製品ページに記載があります。C120の仕様表にはパン/チルト範囲の項目がなく、かわりに12倍のデジタルズームが記載されています。デジタルズームは撮影後の映像を拡大する機能なので、物理的に向きを変えられる首振りとは仕組みが異なります。部屋の一部だけを固定して見張りたいならC120、首振りで死角を減らしたいならC220という分かれ方になります。

公式仕様の比較表

項目 Tapo C120 Tapo C220
最大解像度 2K QHD 4MP(2560×1440px) 2K QHD 4MP(2560×1440px)
視野角(対角/水平/垂直) 120°/103°/55° 88°/75°/41°
耐候性 IP66 記載なし
パン/チルト範囲 記載なし(デジタルズーム12倍) 水平360°/垂直114°
ナイトビジョン 850nm/940nm IR LED(最長9m)・フルカラーナイトビジョン 850nm IR LED(最長12m)
電源 5V DC電源アダプター(出力5.0V/1.0A) 9V DC電源アダプター(出力9V/0.6A)
設置方法 据え置き/天井取り付け(マグネット式台座) 据え置き/天井取り付け
動作温度 -20℃~45℃ 0℃~40℃
寸法 67.4×57.4×44.1mm 85.4×86.8×117.7mm

暗所での見え方:赤外線モードの切り替えができるのはC120

C120は850nmと940nmのIR LED(どちらも最長9m)を切り替えられ、フルカラーナイトビジョンの記載もあります。940nmのモードは「不可視赤外線モード」と呼ばれ、赤外線LEDが赤く光らないようにできるとされています。C220は850nm IR LED(最長12m)で、C120にあるような赤外線の切り替えやフルカラーナイトビジョンの記載は見当たりません。夜間にLEDの光が気になる部屋に置く場合は、この切り替え機能の有無が判断材料になります。

検知機能:タンパリング検知とプライバシーゾーン

検知の種類は動体・人物・ライン通過・赤ちゃんの泣き声・車両・ペット・猫の鳴き声・犬の鳴き声・ガラスの破損音まで、どちらもほぼ共通しています。ただし「タンパリング検知」はC220の仕様表にのみ記載があり、C120の仕様表にはありません。また、録画したくない範囲を指定する「プライバシーゾーン」は、C220の製品ページで紹介されている機能です。C120の製品ページには、検知したい範囲を絞る「アクティビティゾーン」の記載はありますが、プライバシーゾーンという名称の記載はありません。

置き場所と用途から選ぶ判断

耐候性の記載があるC120は、玄関先や軒下のように雨がかかる可能性がある場所に置く候補になります。映したい範囲があらかじめ決まっている場所なら、首振りが記載されていないC120でも足ります。一方でC220は、パンチルトとスマートトラッキングで、部屋全体やペットが動き回る範囲のように、本体ひとつで広く見渡したい屋内の用途に向きます。どちらも電源はDCアダプター式で、C120が5V/1.0A、C220が9V/0.6Aと異なるため、アダプターの共用はできません。仕様表に記載がない項目は「非対応」と決まったわけではなく、あくまで公式ページに記載がないという意味です。

使う前に要るもの:Tapoアプリと2.4GHz帯のWi-Fi

どちらもスマートフォンにTapoアプリをダウンロードして使う前提の製品です。Wi-FiはIEEE 802.11b/g/nの2.4GHzのみに対応し、WPA/WPA2で暗号化されDHCPで運用されたネットワークへの接続が必要です。PCから映像を視聴することはできず、スマートフォンアプリTapoからのみ可能とされています。ローカル保存に使うmicroSDカードは、4GB~512GBのSDHCまたはSDXCカードのみ対応で、SDカードには非対応です。SAMSUNG Evo PlusとTOPESELのmicroSDカードは、互換性上の理由から使用が勧められておらず、使用した場合はカードが破損する可能性があるとされています。オンデバイス機械学習や128-bit AES Encryption with SSL/TLS、WPA/WPA2-PSKといったセキュリティ面の記載も、どちらのページにも共通してあります。

フレームレートと保存できる時間の違い

フレームレートはC120が20fps(明るさに応じて自動適応)、C220が15/20/25/30fps(デフォルトでは15fps)です。C120の製品ページには、最大512GBのmicroSDカードを使うと2K QHDの映像を最長680時間(約28日間)録画できるという目安が示されています。C220の製品ページには、これに対応する録画時間の記載が見当たりません。サイレンの音量は、10cmの距離で測定した場合でC120が96dB、C220が99dBと記載されています。

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参照した公式ページ

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