寝室の照明を自動化する|色温度の切り替えと壁スイッチ対策

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寝室の照明を自動化するときは、起床と就寝で必要な設定が違います。TapoとHueの公式仕様をもとに、色温度の範囲、壁のスイッチまわりの対処、常夜灯にする方法を整理します。

起床は、色温度を変えられる電球かどうかで決まる

Tapoのスマート電球は、アプリの「スケジュール」機能で好きな点灯・消灯時刻と明るさを設定でき、利用地域の日の出・日の入り時刻に合わせて自動で点灯・消灯する設定もできると製品ページに説明があります。起床時刻に合わせて照明をつけるだけなら、この機能で足ります。

色温度まで変えたい場合は、電球の仕様を確認する必要があります。Tapo L530E・L535Eは色温度2,500K〜6,500Kの範囲を持ち、調光レンジは1%〜100%で、色・明るさともにアプリまたはクラウド経由で変更できます。一方Tapo L510Eは色温度2,700K固定の調光専用モデルで、変えられるのは明るさです。起床時に暖色から白色へ切り替える設定をしたいなら、L510Eではなく、色温度の範囲を持つL530EかL535Eの仕様が要ります。

音声での操作にも対応します。L510E・L530Eの製品ページには「音声アシスタントに対応:Amazon AlexaとGoogleアシスタントに対応しているので、声で照明を管理できます」とあり、遠隔操作もスマートフォンアプリから行えます。寝室に複数のスマート電球を置く場合は、Tapoアプリの「グループ管理」でスマートランプをグループに追加し、まとめて操作する設定もできると製品ページに記載があります。

就寝前はスケジュールで明るさと色をあらかじめ決めておく

L530Eの製品ページには「スケジュール&タイマー:照明のオン/オフを、お好みの明るさ・色で、お好きな時間に設定できます」とあります。就寝前に段階的に暗く・暖色に近づけたい場合も、時刻ごとに明るさと色を指定して予約する形になります。

電源を切った後の状態については、L530Eの製品ページに「電球は自動で直前の電源オフの状態に戻ります」という記載があります。前の晩に設定していた明るさ・色から、翌晩も同じ状態で始まることになります。

調光専用のL510Eと、色を変えられるL530E・L535Eの違い

Tapoのスマート電球は、公式の仕様表で見ると次の2系統に分かれます。L510Eは明るさだけを変える調光専用モデル、L530EとL535Eは色温度と1600万色を切り替えられるモデルです。3機種とも調光器具には対応せず、100%点灯でも調光器と組み合わせて使うことはできません。

項目 Tapo L510E Tapo L530E Tapo L535E
全光束 800ルーメン 806ルーメン 1100ルーメン
色温度 2,700K固定 2,500〜6,500K 2,500〜6,500K
色の切り替え 電球色のみ 1600万色 1600万色
定格消費電力 8W 8.7W 9.5W
Matter対応 記載なし 記載なし 対応
口金 E26 E26 E26

壁のスイッチに触れずに操作するアクセサリー

寝室のスマート電球は、電源が入っている状態で無線の指令を受け取ります。壁のスイッチで電源を切ると、そのあいだはアプリや音声の指令が電球に届きません。

この対処に使えるのが、Philips Hueのディマースイッチです。ディマースイッチの仕様には、通信プロトコルとしてBluetoothとZigBeeが挙げられ、Wi-Fiなしで動作可能と明記されています。CR2032電池で動くワイヤレス設計で、付属の粘着テープで壁面に取り付けるほか、磁石が付く金属面に取り付けてリモコンのように使うこともできます。Hue Bridgeとペアリングすると、1個のスイッチでつなげられる照明の最大数は50(Hue Bridgeを使用した場合)で、設定されたサポート期間は購入日から最低60か月、保証期間は2年間です。ボタン操作では、あらかじめ用意された4種類のライトレシピ(本を読む、くつろぐ、やる気を出す、集中する)を切り替えられるとも案内されています。

Matter対応なら、複数のアプリから同じ電球を管理できる

Tapo L535EはMatter規格に対応しています。セットアップは、Bluetoothを使ってTapoアプリに追加する方法と、Matter対応アプリ(Alexaアプリ・Google Homeアプリ・Apple Homeアプリなど)で製品のコードを読み込む方法の2通りが案内されています。複数のプラットフォームで同時に管理したり、1つのプラットフォームに対して別々のアカウントを使い、家族とデバイスを共有したりすることもできるとしています。寝室の電球を家族それぞれのスマートフォンアプリから操作したい場合は、この仕組みが使えます。ただしL510E・L530Eの仕様表にはMatter対応の記載はありません。

常夜灯にする:Hue Goは2つのモデルで点灯時間が違う

Hue Goには、充電ベース付きのテーブルランプ型と、より小型のポータブルアクセント照明の2モデルがあります。テーブルランプ型は、内蔵の充電式バッテリーで1回の充電で最大48時間分点灯し、IPコードは54です。色温度は2000〜6500K、フルカラーで、演色性(CRI)は80以上という公表値です。

小型のポータブルアクセント照明は、明るいスマートライトとして2.5時間、「キャンドル」を選択すれば最大18時間の利用と製品ページに記載があり、IPコードは20です。どちらもBluetoothとZigBeeに対応し、Wi-Fiなしで動作可能です。持ち運んで廊下やトイレの常夜灯として使うなら、この点灯時間とIPコードの違いを、購入前に確認しておく項目になります。

小型モデルの製品ページには、Bluetoothでの制御についての説明もあります。「Hue Bluetoothアプリを使えば、ご家庭の1室で複数のHueスマートライトを制御できます。最大10個のスマートライトを加えて、すべてモバイルデバイスでのボタン操作だけで制御可能です」とあり、寝室1室分の照明をブリッジなしでまとめる目安になります。本体のボタンでは「休日の朝」や「森林浴」といった照明シーンを順番に切り替えられるとも記載されています。

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