※ 本文は第3世代(2020年モデル・最大1080p)の内容です。現行の HD クラスは「新 Fire TV Stick HD」に置き換わっています(2026年9月12日確認)。4K が必要な場合は 4K/4K Max などの上位モデルが対象です。
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※ 本記事は、2020年発売のAmazon Fire TV Stick 第3世代(最大1080p)についての内容です。現在の「HD」クラスは新しい「Fire TV Stick HD」に置き換わっています。4Kの映像が必要な場合は、4K/4K Maxなどの上位モデルが対象です。
ここでは、Amazon開発者向けのデバイス仕様ページに載っている「Fire TV Stick – 第3世代(2020)」の欄の公表値だけを使って整理します。同じ仕様ページには4KやHDなど複数の世代・モデルが並記されているため、本文と表では第3世代の欄だけを使っています。
映像出力は最大1080p/60fps、HDRにも対応
デバイス仕様の説明には「1.7GHzのクアッドコアプロセッサを搭載することで、第2世代よりも消費電力を抑えつつ、よりパワフルになっています。1080p/60fpsのストリーミング再生やHDRにも対応」とあります。ビデオコーデックの欄では、H.265(HEVC)・H.264・VP9・MPEG-2が最大1080p@60fpsのハードウェアによる高速化に対応し、H.263・VP8・MPEG-4は最大1080p@30fpsまでの対応です。対応するHDR規格はHDR10、HDR10+、HLGです。
仕様ページには「Fire TV Stick(第3世代)は、Fire TV Stick 4K(第1世代)の後継製品ではありません(属する系統が異なります)」という注記があります。続けて「Fire TV Stick(第3世代)の仕様を、Fire TV Stick 4K(第1世代)の次世代と見なすことはできません」とも案内されており、この記事でも4K系モデルの数値は使っていません。
CPUは1.7GHzクアッドコア、メモリ1GB・ストレージ8GB
プロセッサ(SoC)はMT8695D、CPUはクアッドコア1.7GHzです。アプリケーションバイナリインターフェイス(ABI)は32ビット、GPUはIMG GE8300、メモリ(RAM)は1GB DDR4、ストレージは8GBです。OSのバージョンはFire OS 7で、Androidレベル28(Android 9)をベースにしています。フォームファクターはスティック、developer.amazon.com上のビルドモデルはAFTSSSと記載されています。
Wi-Fiは2.4GHz/5.0GHzのデュアルバンド、Bluetoothは5.0
Wi-Fiは802.11a/b/g/n/ac、2×2 MIMOで、2.4GHzおよび5.0GHzのデュアルバンドに対応します。デバイス仕様の説明では、5GHzのネットワークに対応するデュアルバンド、デュアルアンテナWi-Fiを採用し、ストリーミングを安定させて接続の途絶を低減させるとしています。Bluetoothのバージョンは5.0です。Miracast(Fireタブレットのディスプレイミラーリング)にも対応しています。
音声はドルビーアトモス対応、DRMはWidevine L1/L3など
オーディオコーデックの入力形式には、ドルビーアトモス(EC3_JOC、最大48kHz・8チャネル・16ビットおよび24ビット)のほか、AC3、eAC3、AAC-LC、FLAC、MP3などが挙げられています。デバイス仕様の説明では、ドルビーアトモスに対応し、互換性のあるコンテンツやスピーカーで臨場感のあるサウンドを楽しむことができるとしています。DRMはPlayReady 3.0、Widevine L1/L3、HDCP 2.2に対応します。DRMの欄には、Secure Media Pathをハードウェアとして備えたデバイス(Widevine L1、PlayReady SL3000など)では、ビデオメディアのみがサポートされるという注意書きもあります。
Alexa対応音声認識リモコンでできること
付属のリモコンは、電源、音量、ミュートのボタンを備えたAlexa対応音声認識リモコンです。対応するTVやサウンドバー、AVアンプの操作もできるとされています。デバイス仕様では、Alexaニアフィールド音声制御(リモコンのマイクボタン)はサポートあり、Alexaファーフィールド音声制御(ハンズフリーの音声操作)は接続されたEchoデバイスでのみサポートと記載されています。
| 項目 | 公式の公表値 |
|---|---|
| 通称(開発者サイト表記) | Fire TV Stick – 第3世代(2020) |
| 発売年 | 2020年 |
| OS | Fire OS 7(Androidレベル28) |
| プロセッサ(SoC) | MT8695D |
| CPU | クアッドコア1.7GHz |
| GPU | IMG GE8300 |
| メモリ(RAM) | 1GB DDR4 |
| ストレージ | 8GB |
| 映像出力 | 最大1080p@60fps(H.265/H.264/VP9/MPEG-2) |
| 対応HDR | HDR10、HDR10+、HLG |
| Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac、2×2 MIMO(2.4GHz/5.0GHzデュアルバンド) |
| Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
現在は新しいFire TV Stick HDに置き換わっている
developer.amazon.comのデバイス仕様ページには、第3世代(2020)のほかに、より新しい「Fire TV Stick HD(2026)」も掲載されています。About Amazon Japanの発表記事によると、新しいFire TV Stick HDはテレビのUSB-Aポートからの直接給電に対応しているとされています。第3世代の欄には、この直接給電についての記載はありません。仕様ページ上では世代・モデルごとに欄が分かれているため、乗り換えを検討する場合も、どちらの欄の数値を見ているかを確認しておくと、性能の比較を取り違えにくくなります。
第3世代を選ぶときに確認したい数値
公表値を並べると、第3世代の輪郭は「2020年発売、1.7GHzクアッドコアCPU・メモリ(RAM)1GB・ストレージ8GB、映像出力は最大1080p/60fps、Wi-Fiは2.4GHz/5.0GHzのデュアルバンド、Bluetooth 5.0」というストリーミング端末です。4Kの映像を見たい場合は、この仕様ページ上では別系統として扱われている4K対応モデルが対象になります。
参照した公式ページ
- デバイスの仕様:Fire TVストリーミングメディアプレーヤー(developer.amazon.com、Fire TV Stick – 第3世代(2020)欄) https://developer.amazon.com/docs/device-specs/device-specifications-fire-tv-streaming-media-player.html(2026年9月26日確認)
- Amazon、「新Fire TV Stick HD」を発表(About Amazon Japan) https://www.aboutamazon.jp/news/devices/amazon-launches-fire-tv-stick-hd(2026年9月26日確認)

