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ここでは、Amazonが2026年4月に発表した新しい「Fire TV Stick HD」(本サイトでの表記は第3世代)について、About Amazon Japanの発表記事と、developer.amazon.comのデバイス仕様ページに載っている公表値だけを使って整理します。仕様ページには複数の世代・モデルが並記されているため、本文と表では「Fire TV Stick HD(2026)」の欄だけを使っています。
2026年発表のFire TV Stick HDと参照した仕様
Amazonは2026年4月15日、新しい「Fire TV Stick HD」をAbout Amazon Japanで発表しました。developer.amazon.comのデバイス仕様ページには「Fire TV Stick HD(2026)」として掲載されており、ECページでの表示名は「Fire TV Stick HD」、発売年は2026年です。本体の起動やアプリを開く速度は、2026年4月現在において2024年発売の「Fire TV Stick HD」と比較して平均30%高速化されたと説明されています。本体の横幅も前モデルと比較して約30%スリムになり、HDMIケーブルと同等の太さになったとされています。
給電はテレビのUSB-Aポートから
新しいFire TV Stick HDは、起動時間を改善し、テレビから直接電源を取れるように設計されています。テレビのUSB-Aポートから給電されるため、USB電源アダプターは基本的に不要です。テレビに「電力不足・過多」の警告が表示される、またはまったく映らない場合は、同梱の取扱説明書に記載の方法を試すよう案内されています。付属のUSB電源ケーブルは、従来のmicro-BからUSB-Cにアップグレードされ、置き場所を取りにくいL字ケーブルになりました。テレビへの直接給電に合わせて長さも短くなり、約30cmです。
プロセッサとメモリ、ストレージ
プロセッサ(SoC)はMediatek MT8698D、CPUはCA55(最大1.7GHz)×4です。アプリケーションバイナリ インターフェイス(ABI)は32ビット、GPUはARM G310 V2(最大500MHz)、メモリ(RAM)は1 GB x32 LPDDR4-3200、ストレージは8GBです。フォームファクターはスティック、developer.amazon.com上のビルドモデルはAFTCL001と記載されています。オーディオコーデックの入力形式としては、Dolby Digital、Dolby Digital+、Dolby Atmos、DTS、DTS-HD、MPEG-H対応のHDMIオーディオパススルーが挙げられています。
Wi-Fi・Bluetooth・HDMIの規格
ネットワーク接続の規格は「Wi-Fi 6デュアルバンド:802.11 a/b/g/n/ac/ax(2.4GHzおよび5.0GHz)」、Bluetoothは「Bluetooth 5.3およびBluetooth Low Energy」です。コネクター/ポートはHDMI 2.1とUSB-C 2.0、Max OpenGLのバージョンはOpenGL ES 3.1です。対応するHDR規格はHDR10、HDR10+、HLGで、AV1・H.265(HEVC)・H.264などのコーデックでHDR10/HDR10+/HLGの入力に対応するとされています。有線LANで接続するにはAmazonイーサネットアダプターが必要です。Miracast(Fireタブレットのディスプレイミラーリング)にも対応しています。DRMはPlayReady、WideVine、Fairplayに対応します。
ここまでの仕様を表にまとめます。
| 項目 | 公式の公表値 |
|---|---|
| 通称(開発者サイト表記) | Fire TV Stick HD(2026) |
| 発売年 | 2026年 |
| プロセッサ(SoC) | Mediatek MT8698D |
| CPU | CA55(最大1.7GHz)×4 |
| GPU | ARM G310 V2(最大500MHz) |
| メモリ(RAM) | 1 GB x32 LPDDR4-3200 |
| ストレージ | 8GB |
| コネクター/ポート | HDMI 2.1、USB-C 2.0 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6デュアルバンド:802.11 a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz、5.0GHz) |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3およびBluetooth Low Energy |
| 対応HDR | HDR10、HDR10+、HLG |
| イーサネット | Amazonイーサネットアダプターが必要 |
同梱のAlexa対応音声認識リモコン
付属のリモコンはAlexa対応の音声認識リモコンで、マイクボタンを押しながら話しかけることで、コンテンツの検索や再生、一時停止、音量調整、スマートホーム製品の操作などができます。developer.amazon.comのデバイス仕様では、Alexaニアフィールド音声制御は「リモコンのマイクボタン」でサポートあり、Alexaファーフィールド音声制御は「接続されたEchoデバイスでのみサポート」と記載されています。スマートホーム製品の操作には、Alexa対応スマートホーム製品(別売)との事前の設定が必要です。
新しいFire TV体験とアニメ タブ
新しいFire TV Stick HDには、ホーム画面やタブ、メニューを刷新した新しいFire TV体験が搭載されています。日本向けには「アニメ タブ」も新たに加わり、見たいコンテンツにすばやくアクセスできるとされています。各種ストリーミングサービスでは、70万本以上の映画・テレビ番組が視聴できるとされていますが、コンテンツやサービスの利用には別途登録・契約が必要な場合があります。
設置前に確認しておきたい点
ここまでの公表値を踏まえると、設置前に確認しておきたいのは、テレビにUSB-Aポートがあるかどうかと、付属のUSB-Cケーブルの長さが約30cmであることです。テレビのHDMIポートとUSB-Aポートの位置関係によっては、この長さで足りるかどうかが設置の分かれ目になります。有線LANで接続したい場合はAmazonイーサネットアダプターが必要です。Alexaのハンズフリー音声操作(ファーフィールド)を使うには、Echoデバイスとの接続が条件になっています。
参照した公式ページ
- Amazon、「新Fire TV Stick HD」を発表(About Amazon Japan) https://www.aboutamazon.jp/news/devices/amazon-launches-fire-tv-stick-hd(2026年9月21日確認)
- デバイスの仕様:Fire TVストリーミングメディアプレーヤー(developer.amazon.com、Fire TV Stick HD(2026)欄) https://developer.amazon.com/docs/device-specs/device-specifications-fire-tv-streaming-media-player.html(2026年9月21日確認)

