Amazon Echo Studio(2025年発売)|Zigbee対応と本体仕様

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Amazonは2025年10月1日、Echoシリーズの新製品としてEcho Studio(エコースタジオ)を発表しました。Alexa対応のスマートスピーカーの中でも音響設計を刷新したモデルで、2026年1月29日には新色「グレーシャーホワイト」の追加も発表されています。About Amazon Japanの発表内容と、Amazonカスタマーサービスに載っている製品仕様をもとに、ワイヤレス規格や音響設計、本体の仕様を整理します。公式が公表している数値と仕様だけを対象にしています。

2025年10月発売、2026年1月にグレーシャーホワイトを追加

Echo Studio(2025年発売)は2025年10月1日に発表され、発売時のカラーはグラファイトでした。その後2026年1月29日にグレーシャーホワイトが追加発売され、カラーバリエーションはグラファイトとグレーシャーホワイトの2色になっています。発売から新色追加までの間隔があるため、購入時期によって選べる色が異なっていた点は確認しておきたいところです。設置する部屋の家具や壁の色にあわせて、グラファイトとグレーシャーホワイトのどちらが馴染むかをじっくり考える材料になります。

Zigbee対応のトライバンドWLANと本体の電源仕様

Amazonカスタマーサービスの安全とコンプライアンスのページによると、ワイヤレス接続はトライバンドWLAN 802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz、5GHz、6GHz)、Bluetooth、Bluetooth Low Energyに加えてZigbeeにも対応しています。Zigbeeは、スマートホーム機器どうしの近距離通信に使われる無線規格です。Wi-Fi・Bluetooth・Zigbeeにあわせて対応していることで、スマートフォンとの接続からスマートホーム機器との連携まで、本体だけで複数の通信方式をまかなえる構成になっています。5150~5350MHzおよび5925~6425MHzの周波数帯域を使う場合は、屋内のみでの使用が必要な屋内専用の5GHz・6GHz製品です。本体は、無線周波を発する機器が身体から20cm以上離れるように設置して使用するとされており、置き場所を決める際の目安になります。電気定格は30.0V・1.66Aで、動作温度定格は0~35°C(32~95°F)とされています。

高性能ウーファーと3つのフルレンジドライバーによる空間オーディオ

Echo Studioは、パワフルな低音を届ける高性能ウーファーと、効果的に配置された3つのフルレンジドライバーを組み合わせています。空間オーディオ技術とDolby Atmosに対応しており、部屋中を満たす音響体験を提供するとしています。ドライバーを複数配置する構成は、単一スピーカーの機種とは異なる音の広がり方を意識した設計といえます。空間オーディオとDolby Atmosの両方に対応していることで、対応コンテンツを再生した際に音の定位や奥行きを感じやすくなる仕組みです。

従来モデルから約40%小型化した球体デザイン

本体は従来モデルから約40%の小型化を実現したとしています。モダンな球体デザインを採用し、スピーカーを包む生地には3Dニット技術を用いて、音の透過性を高めているとしています。小型化されたことで、これまで置き場所に迷っていた棚やデスクにも設置しやすくなったといえます。生地に3Dニット技術を使う仕上げは、スピーカーの音質と外観の両方に関わる部分として紹介されています。

本体仕様

項目 公式の公表値
本体サイズ 幅 155mm × 高さ 147mm
モデル番号 P8Z7MN
電気定格 30.0V、1.66A
動作温度定格 0~35°C(32~95°F)
ワイヤレス接続 トライバンドWLAN 802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz、5GHz、6GHz)、Bluetooth、Bluetooth Low Energy、Zigbee
カラーバリエーション グラファイト、グレーシャーホワイト
スピーカー構成 高性能ウーファー+3つのフルレンジドライバー
対応オーディオ規格 空間オーディオ技術、Dolby Atmos
プロセッサー AZ3 Pro

最大5.1chのAlexaホームシアター機能

Echo Studioの発売にあわせて、Alexaホームシアター機能が強化されました。従来の2.1chスピーカー構成から、最大5.1chの音響システム構成まで対応できるようになり、最大5台のEcho Studio(またはEcho Dot Max)と対応するFire TV(別売)を組み合わせることで、音響システムを構築できるとしています。Alexa Home Theatreは、Fire TVシリーズの一部の機種で対応しているとされています。複数台のEcho Studioをスピーカーとして使う場合も、この仕組みの範囲内での対応になります。オーディオ機器を個別にそろえなくても、Echo StudioとFire TVの組み合わせだけでホームシアターに近い音響環境を用意できる点が、この機能強化の狙いといえます。

AZ3 ProチップとOmnisenseセンサー

Echo Studioには、AZ3の性能をさらに進化させたプロセッサー「AZ3 Pro」が搭載されています。音声処理に加え、言語処理や画像認識などのAI技術に対応するとしています。また、カスタム設計のセンサー技術「Omnisense」が、AIアクセラレーター上で動作し、音声認識や超音波センサー、wifi CSI、加速度センサーなど複数のセンサーを組み合わせて室内の状況を検知するとしています。センサーを組み合わせて状況を把握する方式のため、単純な音声認識だけの機種とは検知の仕組みが異なります。今回のEchoラインナップは、生成AI技術によるAIアシスタント「Alexa+」にも対応できるよう設計されており、対応が始まった際にはより最適化された形でのAI体験が想定されているとしています。プロセッサーとセンサーの世代が新しくなったことは、音響面の刷新とあわせて、本体の中身が大きく作り直されたモデルであることを示しています。

Amazon Echo Studio(2025年発売)

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