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USB-Cポートを1つ備えた急速充電器Anker Nano II 65Wについて、Anker Japan公式オンラインストアの製品ページに載っている公表値だけで整理します。
見ていくのは、1ポートでの65W出力の内訳、「GaN II」による本体サイズ、電気用品安全法とIEC 62368-1にもとづく安全設計、対応するスマートフォン・タブレット・ノートPCの範囲、仕様表と型番、同じAnkerの65W前後の充電器との違いの6つです。
USB-Cポート1つで最大65W、電圧ごとの内訳
Anker Nano II 65Wのポート数は1(USB-C×1)です。USB PowerDelivery(PD)に対応し、出力は5.0V=3.0A/9.0V=3.0A/15.0V=3.0A/20.0V=3.25A(最大65W)という内訳になっています。合計最大出力は65Wで、Anker独自技術のPowerIQ 3.0(Gen2)に対応しています。入力は100-240V~・2.1A・50-60Hzです。
公式ページでは、この65W出力によってスマートフォンからノートPCまで幅広い機器に急速充電できるUSB充電器だとしており、利用機器ごとに異なる充電器を持ち運ぶ必要はないとしています。
本体サイズは約44×42×36mm、「GaN II」による省サイズ化
本体サイズは約44×42×36mm、重さは約112gです。一般的な60W出力以上の充電器と比較すると、体積は約60%小さいとされています。プラグは折りたたみ式です。
この小型化を支えているのが、Ankerが開発したGaN(窒化ガリウム)技術の第二世代にあたる「GaN II」です。公式の説明によると、電源ICと回路設計を見直すことで、スイッチング周波数を同社比で約2倍に高め、電子部品を省サイズ化するとともに、熱およびEMI(ノイズ)対策を施しているとしています。
電気用品安全法とIEC 62368-1、ACF電源回路方式
安全規格については、電気用品安全法が定める技術基準への適合に加えて、国際的な安全規格であるIEC 62368-1の基準にも準拠していると明記されています。
電源回路にはActive Clamp Flyback(ACF)方式を採用しています。公式の説明では、電圧または電流がゼロのときにスイッチングする「ソフトスイッチング」を実現し、電力変換効率を高めているとしています。
対応するスマートフォン・タブレット・ノートPCの範囲
対応機種は、スマートフォン・タブレット端末・ノートPC・その他に分けて公式ページに掲載されています。スマートフォンはiPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max、iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max、iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max、iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max、11 / 11 Pro / 11 Pro Max、SE(第2世代)、XS / XS Max / XR / X、8 / 8 Plus他、GalaxyのS21 / S21+ / S21 Ultra / S20 / S20+ / S20 Ultra / S10 / S10+ / S10e / S9 / S9+ / S8 / S8+ / Note20 / Note20 Ultra / Note10+ / Note 10 / Note 9 / Note 8 / Note 7他、Pixel 5 / 4 / 4 XL / 3 / 3 XL他が挙げられています。タブレット端末はiPad(第9世代)、iPad Air(第4世代)、iPad Pro(12.9インチ)(第5世代)、iPad Pro(11インチ)(第3世代)、iPad mini(第6世代)他です。
ノートPCはMacBook Air(M1、2020)、Air(Retinaディスプレイ、13インチ、2020)、Pro(13インチ、M1、2020)、Pro(14インチ、2021)、Pro(16インチ、2021)他のほか、Dell XPS 15 / XPS 13 / Inspiron 15 / Inspiron 14他、Lenovo ThinkPad X1 / X390 / E490 / IdeaPad Slim 550 / IdeaPad Flex 550他、HP EliteBook x360 / Spectre x2 12インチ / Spectre x360 2019 / Spectre Folio / Pavilion 15-eg / Pavilion 14-dv他、NEC LAVIE VEGA / LAVIE Pro Mobile / LAVIE Note Mobile / LAVIE First Mobile他、Huawei MateBook 13 / MateBook X / MateBook X Pro 2019他が挙がっており、このほかUSB Power Delivery対応のノートPCに幅広く対応するとしています。その他対応機種としてApple Watch他も掲載されています。なお公式の注記には、本製品はMacBook Pro 16インチにも対応しているが、付属の充電器より充電スピードは低下すると明記されています。
仕様表でみるNano II 65Wの数値と型番
| 項目 | 公式の公表値 |
|---|---|
| サイズ | 約44×42×36mm |
| 重さ | 約112g |
| ポート数 | 1(USB-C×1) |
| 入力 | 100-240V~・2.1A・50-60Hz |
| 出力 | 5.0V=3.0A/9.0V=3.0A/15.0V=3.0A/20.0V=3.25A |
| 合計最大出力 | 65W |
| PowerIQ | PowerIQ 3.0(Gen2)対応 |
| 安全規格 | 電気用品安全法、IEC 62368-1 |
| 電源回路方式 | ACF(Active Clamp Flyback) |
| 製品型番 | A2663115(ブラック)/A2663125(ホワイト) |
| 発売月 | 2021年11月 |
パッケージ内容は本体と取扱説明書です。公式の注記には「ケーブルは別売りです」とあり、USB-C対応機器へはUSB-C&USB-Cケーブルを、Lightning対応機器へはUSB-C&ライトニングケーブルを使うよう案内されています。あわせて「本製品にはモバイルバッテリー機能はございません」とも明記されており、充電専用の製品です。
同じAnkerの65W前後の充電器との違い
製品ページの比較表には、Nano II 65Wと近い出力帯のAnker製品が並んでいます。Anker Prime Wall Charger(67W、3ポート、GaN)は約50×40×39mm・約144g・ポート数3(USB-C×2、USB-A×1)・PowerIQ 4.0対応、Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)は約66×38×29mm・約132g・ポート数3(USB-C×2、USB-A×1)・PowerIQ 4.0対応、Anker PowerPort III 3-Port 65W Podは約38×29×66mm・約130g・ポート数3(USB-C×2、USB-A×1)・PowerIQ 3.0(Gen2)対応、Anker Prime Wall Charger(100W、3ポート)は約60×42×39mm・約178g・ポート数3(USB-C×2、USB-A×1)・合計最大出力100W・PowerIQ 4.0対応です。いずれも「おすすめのデバイス」はノートPCとされています。Nano II 65Wはこの中でポート数が1(USB-C×1)ともっとも少なく、サイズと重さも比較表の中でもっとも小さい数値です。
Nano II 65Wの数値から見える立ち位置
公表値を並べると、Nano II 65Wは「USB-Cポート1つで最大65W、GaN IIによる小型化と、電気用品安全法・IEC 62368-1に準拠した安全設計を備えた充電器」という輪郭になります。同じAnkerの比較表の中では、ポート数1・65Wという構成で、複数ポートを持つ他モデルとはこの点で仕様が異なります。対応機種はスマートフォンからノートPCまで幅広く挙がっていますが、ケーブルは別売りで、本体にモバイルバッテリー機能は無い充電専用の製品です。
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※対応デバイスや最新の仕様は、メーカーの製品ページでご確認ください。
参照した公式ページ
- Anker Nano II 65W 製品ページ(Anker Japan公式オンラインストア) https://www.ankerjapan.com/products/a2663(2026年9月21日確認)

