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Nature Remo E2 lite は、家庭のスマートメーターと通信し、家全体の電力消費量をスマートフォンでリアルタイムに確認できる電力モニタリングシステムです。Nature 公式サイトの製品ページに載っている公表値だけで整理します。
「Nature Remo E2 lite」という製品名のとおり、上位機「Nature Remo E2」のシリーズに位置づけられています。両者の違いは、この記事の後半で公式サイトの記載にもとづいて整理します。
見ていくのは、対応家電、使う前に必要な準備、購入前に確認しておきたい設置条件、モニタリングでできること、本体の仕様、そして上位機Nature Remo E2との違いです。
対応家電はスマートメーターのみ
製品ページの「対応家電」欄には、スマートメーターとだけ記載されています。太陽光発電システムや蓄電池などのECHONET Lite対応家電は、E2 lite自体の対応家電としては挙げられていません。
設置は工事不要、スマートプラグでは見えない範囲を把握
製品ページの特長には「配線工事や専門業者は必要なく、家庭のコンセントに挿すだけで設置完了」とあります。あわせて「スマートプラグでは確認できないおうち全体の電力消費量を把握」とも説明されています。個別のコンセントに挿すスマートプラグは、そこにつないだ家電の消費電力だけを把握する道具です。E2 liteはスマートメーターと通信することで、デバイス一台で家全体の電力消費量を確認できるとされています。
使う前にBルートサービスの申請とWi-Fi環境が必要
使い始める手順は、電力会社が発行する「Bルートサービス」のIDとパスワードを取得したうえで、Nature Homeアプリでアカウントとデバイスを登録するという流れです。BルートのIDとパスワードの発行には1〜2週間程度かかるとされています。ご自宅のWi-Fi環境も必要で、無線LANの対応は2.4GHzのみです。
購入前に確認しておきたい設置条件
公式は、スマートメーターの環境によっては使えない場合があるとして、購入前に次の2点を確認するよう案内しています。ひとつは、自宅のスマートメーターがWi-SUNを利用した通信に対応しているかどうか。もうひとつは、スマートメーターの設置位置が、E2 liteを置ける位置から離れすぎていないかどうかです。例として、マンションでエントランス付近にスマートメーターがまとめて設置されている場合が挙げられています。
グラフ比較や電気料金の概算表示、Echo Show連携
リアルタイムの電力消費量をスマートフォンで確認でき、日・週・月・年ごとにグラフで比較できます。電力会社と料金プランを設定すると、電気料金の概算を表示します。太陽光パネルを導入している家庭では、売電量も確認でき、データのCSVダウンロードもできるとされています。
Nature Remoシリーズ(別売)と併用すると、一定の消費電力を超えたらエアコンを自動で切るといった使い方もできるとされています。呼びかけに応じて、消費電力と電気料金の目安をスマートディスプレイ「Echo Show」の画面に表示させたり、読み上げたりすることもできます。電力消費量が増えたタイミングで、どの家電を使っていたかを記録する機能もあります。これらはいずれもNature Homeアプリからの確認が基本で、スマートフォンを開かなくても状況が分かる場面として、Echo Show連携が案内されています。
本体の仕様
| 項目 | 公式の公表値 |
|---|---|
| 対応家電 | スマートメーター |
| 通信(スマートメーター) | Wi-SUN(920MHz帯特定小電力無線方式) |
| 通信(Bluetooth) | Bluetooth Low Energy |
| 通信(無線LAN) | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHzのみ対応) |
| 電源 | AC100V 50/60Hz |
| サイズ | 67×43×38mm |
| 重さ | 75g |
| 対応OS | iOS 16.5以降、Android 9.0以降 |
| 製造 | Designed by Nature Inc, in Japan/Assembled in China |
「Nature Remo E」シリーズは、IPAが定める「JC-STAR」の基準に適合しているとされています。これにより、資源エネルギー庁が定める「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに関するサイバーセキュリティガイドラインVer3.0」に準拠した製品になるとされています。
上位機Nature Remo E2との対応家電の違い
Nature 公式サイトでは、Nature Remo E2 liteとNature Remo E2が並べて案内されています。E2 liteは「電力モニタリング」を軸にした製品として紹介され、毎月の電力使用量や電力料金が気になる家庭向けとされています。一方のNature Remo E2は「自家消費最大化」を軸にした製品で、太陽光発電や蓄電池、エコキュートなどをすでに利用している家庭向けとされています。
対応家電の記載にも違いがあります。Nature Remo E2の対応家電は、太陽光発電システムや蓄電システム、スマートメーターなどのECHONET Lite対応家電で、登録できる家電の数は最大16台までとされています(旧モデルNature Remo Eの場合は8台まで)。蓄電池やV2H、エコキュート、瞬間式給湯器などの充電・放電・待機や、ふろ自動・追い焚きといった手動操作も、Nature Remo E2の製品ページに記載されています。E2 liteの製品ページには、こうした機器を直接操作する機能の記載はありません。
E2 liteを選ぶときに確認したい数値
公表値を並べると、E2 liteの輪郭は「対応家電はスマートメーターのみ、Bルート申請と2.4GHz専用のWi-Fiが前提の電力モニタリング専用機」です。太陽光発電や蓄電池をすでに導入していて、それらを直接操作したい場合は、対応家電の幅が広いNature Remo E2が別の選択肢になります。
導入までの流れは、Bルートサービスの申請、Nature Homeアプリでのアカウント・デバイス登録、2.4GHz帯のWi-Fiへの接続という順番になります。集合住宅などでスマートメーターの設置位置がすぐに確認できない場合は、Bルートの申請と並行して、管理会社や電力会社への確認を進めておくと手戻りが少なくなります。
参照した公式ページ
- Nature Remo E2 lite 製品ページ(Nature公式サイト) https://shop.nature.global/products/nature-remo-e2-lite-1(2026年9月26日確認)
- Nature Remo E2 製品ページ(Nature公式サイト、対応家電・仕様) https://shop.nature.global/products/nature-remo-e(2026年9月26日確認)
- Nature Remo E シリーズ紹介ページ(Nature公式サイト、E2とE2 liteの案内) https://shop.nature.global/collections/nature-remo-e(2026年9月26日確認)

