ランニングウォッチの選び方|走る距離から決める

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ランニングウォッチはカタログの項目が多く、比べるほど分からなくなりがちです。ここではGarminのForerunner 170・570(47mm)・965・970、Venu 3、Instinct 3 AMOLED(45mm)の公式仕様から、GPSを使う時間の長さ、対応衛星、サイズと重量、搭載する機能を順に確認していきます。

まず見るのはGPSモードの時間

カタログにある「スマートウォッチモード〇日間」は、GPSを使わない状態での稼働時間です。走っている間はGPSを使うため、比べる基準になるのはGPSモードの時間です。Garmin の各製品ページには、スマートウォッチモードとGPSモードが別々の数値で公表されており、この2つの数値は大きく異なります。

モデルごとの稼働時間とサイズ・重量

モデル スマートウォッチモード GPSモード サイズ 重量
Forerunner 170 約10日間 約20時間 42.6 x 42.6 x 11.9 mm 41 g
Forerunner 570(47mm) 約11日間 約18時間 47 x 47 x 12.9 (mm) 50 g
Venu 3 約14日間 約26時間 45 x 45 x 12 mm 30 g(バンド込み47 g)
Forerunner 970 約15日間 約26時間 47 x 47 x 12.9 (mm) 56 g
Forerunner 965 約23日間 約31時間 47.2 x 47.2 x 13.2 mm 53 g
Instinct 3 AMOLED(45mm) 約18日間(常時表示:7日間) 約32時間 45 x 45 x 14.9 mm 53 g

対応衛星とGNSSマルチバンドの違い

GPSモードのほかに、より多くの衛星を使うマルチGNSSモードを備える機種もあり、対応する衛星測位にも差があります。Forerunner 170の仕様はGPS・GLONASS・Galileoで、みちびきとGNSSマルチバンドの記載はありません。Venu 3はGPS・GLONASS・Galileo・みちびき(補完信号)で、GNSSマルチバンドの記載はありません。Forerunner 570(47mm)・970・965とInstinct 3 AMOLEDは、これに加えてGNSSマルチバンドとSatIQ機能に対応しています。

Forerunner 570・970の製品ページには「SatIQ機能とGNSSマルチバンド 環境に応じて最適なGPSモードを自動的に選択する技術で、位置精度を落とさずにバッテリー稼働時間を最適化することができます。」とあります。GNSSマルチバンドを使うモードは通常のGPSモードより稼働時間が短くなることがあり、Forerunner 570のマルチGNSSマルチバンドモードは約14時間、Forerunner 970は約21時間と公表されています。

音楽保存とLEDフラッシュライトの搭載状況

本体に音楽を保存できる機能は、Forerunner 570・970、Venu 3の仕様表にあります。保存できる曲数は、Venu 3が「音楽保存可能数:最大650曲」、Forerunner 965が「音楽保存可能数:最大2000曲」と記載されています。内蔵スピーカー・マイクによる通話も、Forerunner 570・970、Venu 3の仕様表に記載があります。

LEDフラッシュライトは、Forerunner 970とInstinct 3 AMOLEDの仕様表に記載があります。ウォッチ上に地図を表示する機能は、Forerunner 970の仕様表に「プリインストールの日本詳細地形図(DKGマップ)」として記載があります。ワイヤレス接続は、Forerunner 570・965・970とVenu 3が「Bluetooth, ANT+, Wi-Fi」、Instinct 3 AMOLEDが「Bluetooth, ANT+」で、Instinct 3 AMOLEDの仕様にWi-Fiの記載はありません。

防水等級はInstinct 3だけ10ATM

防水等級は、Forerunner 170・570・965・970、Venu 3が5ATM、Instinct 3 AMOLEDが10ATMです。ディスプレイタイプはいずれもAMOLED(オプションで常時表示モード)で、画面の方式に違いはありません。バッテリー稼働時間について、各製品ページには「バッテリー稼働時間は、Garminのテスト環境下での標準値です。実際のバッテリー稼働時間は、GPSモードや内部センサー、接続中のセンサー、ライフログ、光学式心拍計、血中酸素トラッキングなどの設定、スマートフォン通知の頻度、各種機能の利用状況やデバイスの使用環境により異なります。」という共通の注記があります。

バンドの幅と手首周り適応サイズ

ベルトの規格にも違いがあります。Forerunner 170のバンド幅は20mmで、手首周り適応サイズは125-190mmです。Forerunner 570・965・970、Venu 3は22mm幅のQuick Release/QuickFitバンドで、手首周り適応サイズはForerunner 570・965・970が135-205mm、Venu 3が135-200mmです。Instinct 3 AMOLEDもQuickFitウォッチバンド(22mm)に対応し、手首周り適応サイズは137-204mmです。Forerunner 170だけバンド幅が異なるため、社外バンドに交換する際は幅を確認する必要があります。スマートフォン互換性は、6機種とも仕様表にiPhone・Androidの両方に対応すると記載されています。

公式仕様で確認できる項目

公式仕様を並べると、GPSモードの時間はForerunner 170の約20時間からForerunner 965の約31時間まで幅があり、対応衛星はみちびきとGNSSマルチバンドの有無で分かれます。サイズと重量、防水等級、バンド幅と手首周り適応サイズ、音楽保存やLEDフラッシュライトの有無も、モデルごとに製品ページの仕様表で確認できます。Garmin Pay/Suicaは、ここで挙げた6機種いずれの仕様表にも記載があり、対応の詳しい確認方法は別の記事(Suicaが使えるスマートウォッチ|Garmin Payの対応を確かめる)で扱っています。

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参照した公式ページ

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