※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
バッテリー式の防犯カメラは、別売のソーラーパネルを組み合わせることで充電の頻度を下げられます。この記事では、TP-Link Tapo A202(ソーラーパネル)とTapo C425の公式ページをもとに、仕様と設置条件を整理します。ソーラーパネルを足すことで何が変わり、何が変わらないのかを、公式の記載に沿って確認していきます。
対応するのはバッテリー駆動式のTapoカメラ
Tapo A202の製品ページには「全てのバッテリー駆動式Tapoカメラ」に対応すると案内があり、Tapo C425の製品ページでもA202への対応が明記されています。C425の電源欄には「10000mAhリチウムイオンバッテリー(内蔵)ソーラーパネル:Tapo A202(別売り)」と記載されています。接続はソーラーパネル1台につきカメラ1台で、公式は「注:ソーラーパネル1台につきカメラ1台を接続できます」としています。
出力とケーブルの長さ
A202の仕様では、最大充電電圧5.2V、最大充電電力4.5Wです。プラグ形状はType-Cで、公式は「Micro USB充電ポート搭載のカメラには、付属のUSB変換アダプター(Type-C to Micro-USB)を使用してください」としています。ケーブルは、ソーラーパネルの給電ケーブルが0.48m、延長ケーブルが3.6mです。カメラとパネルを離して設置する場合、この長さが実質の上限になります。
ケーブルで距離を取れる理由について、公式は「カメラの近くに取り付けることも、4mのケーブルを使用して、それぞれを監視したい位置と十分な太陽光を受けられる位置に取り付けることも可能です」と説明しています。カメラを設置したい場所と、パネルがよく日を受ける場所が同じとは限らないため、ケーブルで離して設置できる点が日照条件への対策になっています。
角度を調整して日当たりを確保する
公式は「壁面や屋根等の設置場所に合わせて、光が良く当たるようソーラーパネルの角度を柔軟に調整できます」としています。設置方法は壁面取り付けです。あわせて「実際の給電量は設置場所・天候・その他環境要因によって異なります」とも注記されており、パネルの角度を調整できても、日照そのものが乏しい場所では給電量が下がることになります。
耐候性と動作温度の条件
A202の耐候性はIP65で、動作温度は-20℃~45℃です。ただし公式は「Tapo A202の適正温度は-20℃〜45℃ですが、バッテリー給電時の動作温度は0℃〜45℃を維持してください」とも注記しており、カメラのバッテリーを充電しながら使う場合は、より狭い温度範囲になります。保存温度は-40℃~60℃、寸法は211.17×173.57×16.9mmです。認証はRoHS・VCCI・PSEとなっています。
製品構成は、ソーラーパネル本体、ソーラーパネル用台座、取り付け用ネジ×3、取り付け用アンカー×3、位置決めシール、防水アタッチメント×6、ケーブルホルダー、延長ケーブル、USB変換アダプター(Type-C to Micro-USB)、USB変換アダプター(Type-C to Type-C)、かんたん設定ガイドです。取り付け用の部材と、プラグ形状の違うカメラ向けの変換アダプターが一通りそろっています。
耐候性の数値は、カメラ側とパネル側で別々に決められている点にも注意が必要です。C425の仕様表には耐候性IP66の記載がありますが、脚注には「IP66はTapo C425本体にのみ適用されます」と明記されています。ソーラーパネルA202の耐候性はIP65のため、組み合わせて使う場合は、パネル側の数値としてIP65を見ておく必要があります。
それでも充電が追いつかない場合がある
C425の製品ページには「『Tapo A202』ソーラーパネルと組み合わせれば、24時間の連続稼働も可能になります」という記載があります。ただし同じページの別の注記には「バッテリー駆動製品のため常時録画はできず、動作検知時のみ録画が可能です」ともあり、稼働し続けられることと、映像を常時録画できることは別の話です。バッテリーの駆動時間について、公式は「300日間のバッテリー駆動時間は、TP-Linkの実験室で1日あたり230秒間使用したテストに基づいています。1日あたり360秒間使用した場合のバッテリー駆動時間はおよそ180日間です」としています。使用時間(録画とライブビューの合計)が増えるほど日数は短くなる関係にあるため、A202による給電が使用時間の増加分をどこまで補えるかは、設置場所の日照と検知の頻度によって変わります。
配線を引ける場所なら電源アダプター式も候補になる
ソーラーパネルはあくまで別売のオプションで、A202を使うかどうかにかかわらず、C425はバッテリー内蔵のフルワイヤレスカメラです。配線を引ける場所であれば、電源アダプターで動くカメラを選ぶという方法もあります。ソーラーパネルは、配線が難しい場所でバッテリーの充電頻度を下げる手段という位置づけになります。
A202の仕様をまとめて確認する
| 確認する項目 | Tapo A202の公式の公表値 |
|---|---|
| 対応デバイス | バッテリー駆動式のTapoカメラに対応(C425は明記あり) |
| 接続台数 | ソーラーパネル1台につきカメラ1台 |
| 最大出力 | 4.5W(最大充電電圧5.2V) |
| ケーブル長 | 給電ケーブル0.48m/延長ケーブル3.6m |
| プラグ形状 | Type-C(Micro-USB機種用の変換アダプター付属) |
| 耐候性 | IP65 |
| 設置方法 | 壁面取り付け(角度調整可能) |
| 動作温度 | -20℃~45℃(バッテリー給電時は0℃~45℃を維持) |
| C425の常時録画 | できず、動作検知時のみ録画 |
ソーラーパネルは、充電そのものを無くす部品ではなく、条件が整えば充電の頻度を下げられる部品です。設置予定の場所がA202の動作温度と耐候性の条件に収まるか、パネルとカメラの距離がケーブル長の範囲に収まるかは、購入前に公式の仕様で確認しておく数値です。対応デバイス・接続台数・出力・ケーブル長のどれも、A202自身の製品ページで数値として確認できます。
参照した公式ページ
- Tapo A202 製品ページ https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-a202/(2026年9月27日確認)
- Tapo C425 製品ページ https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-c425/(2026年9月27日確認)

