Hue ライトリボンとTapo テープライトの違い|明るさと制御の粒度

hue lightstrip vs tapo tape light スマートホーム

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Philips Hue の「ライトリボン プラス」と、TP-Link Tapo の「テープライト」は、どちらも光る帯状の製品ですが、公式の仕様表を見ると、光源の作り方も明るさの単位もかなり違います。ここでは Hue ライトリボン プラス 2m と、Tapo L900-5・L920-5 の公表値を並べます。

公表値の比較

項目 Hue ライトリボン プラス 2m Tapo L900-5 Tapo L920-5
ルーメン 2700K 1,140 / 4000K 1,700 400lm(目安) 550lm(目安)
色温度・CRI 2000-6500 K/>80 記載なし(白色LEDを搭載していない) 記載なし(白色LEDを搭載していない)
色の制御 1600万色以上 1600万色(RGB、テープ全体で1色) 1600万色(RGB-IC、セクションごとに制御)
長さ 全長2,000mm(10mまで延長可能) 5000mm固定 5000mm固定
カット カット可能 カット可能(つなぎ直すことはできません) カット可能(つなぎ直すことはできません)
防水 IP20 防水性能はありません 防水性能は備わっていません
消費電力 20W(待機0.50W) 13.5W 18W
通信 Bluetooth・ZigBee Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n・2.4GHz) Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n・2.4GHz)
ハブ Bluetooth または Hue ブリッジ 不要 不要

明るさは3〜4倍の開き(ただし目安という注記付き)

Hue ライトリボン プラスのルーメン出力は、4000Kで1,700、2700Kで1,140です。TP-Link のFAQ「Tapoスマートテープライトに関するよくある質問」には「L900シリーズは400lm、L920シリーズは550lmです」とあります。Hueの1,700に対してTapoは400〜550lmなので、3〜4倍ほどの開きがあります。

ただしこの数字は単純に比較できません。同じFAQに「L900、L920は関連認証の白色LEDを搭載していないため、この値はあくまで目安としてご利用ください」という注記があるためです。

色温度とCRIの欄が無い理由

Hue ライトリボン プラスの仕様表には、色温度2000-6500K、CRIは>80という記載があります。一方でTapoのL900-5・L920-5の製品ページに、この2つの項目はありません。理由も同じFAQに書かれています。「L900とL920は白色LEDを搭載していないため、そのような値はございません」とあり、そもそも計測する対象が無いことになります。

RGB-ICという違い

TP-Link公式は、L900とL920の違いを「RGBは赤、緑、青のLEDを搭載していることを意味します。RGB-ICのICは、RGB3色のLEDに加えてICチップを搭載していることを表しており、テープライトの各セクションを個別に操作が可能です」と説明しています。L920-5の場合、FAQには「50個のカラーゾーンを個別に設定可能です。そのため最も細かなカラーゾーンは10cm(LEDが3つ)です」とあります。L900-5にはこのICチップが無く、テープ全体が1色になります。

Hue ライトリボン プラスは全長のどこでも同じ色を出す仕組みで、部分ごとに違う色を同時に出す機能はありません。セクションごとの色分けをテープライトに求める場合、公式の説明ではL920-5だけがその機能を持つことになります。

防水表示は製品ページとFAQで食い違う

L900-5の製品ページには「防水性能はありません。そのため、屋外や水のかかる可能性のある場所では使用できません」とあります。L920-5の製品ページにも「防水性能は備わっていないため、設置場所にご注意ください。水のかかる可能性のある場所では使用できません」と、ほぼ同じ注記があります。

ところがFAQの「L900シリーズとL920シリーズは防水ですか?」という項目には「L900シリーズは防水ではありません。Tapo L920シリーズはIP44規格に準拠しており、湿気の高い場所に設置可能です。どちらの製品も屋外での設置はできないのでご注意ください」という、製品ページとは異なる記載があります。L920-5がIP44に準拠しているかどうかは、TP-Link公式の中でも記載が分かれています。Hue ライトリボン プラスはIP20で、屋内の乾いた場所専用です。

延長とカットの条件

Hue ライトリボン プラスは全長2,000mmですが、公式は「1 メートル単位のエクステンションで最大 10 メートルまで延長できる」としています。ただし「エクステンションをご使用いただけるのは、Bluetooth 対応製品のみとなります」という条件が付きます。カットした側のライトリボンも、付属のコネクタクリップで別のベースユニットに取り付けられるとされています。

Tapoは長さが5m固定で、L900-5・L920-5とも「一度切断した場合、つなぎ直すことはできません」と明記されています。FAQには「指定の箇所以外での切り取りやサードパーティ製アタッチメントを利用して再接続した箇所は保証の対象外となります」ともあります。1mあたり30個のLEDが埋め込まれているため、5mのテープライトには150個のLEDが入っている計算になります。

ハブの要不要と選び分け

Tapoのテープライトは、製品ページに「ハブは不要:WiFi経由で接続できるので、専用のハブや機器を別途用意する必要はありません」とあり、Wi-Fiに直接つながります。Hue ライトリボン プラスはBluetoothで直接操作するか、Hue ブリッジを足して使うかを選べます。ハブが要る場面の違いは スマート照明にハブは必要か|Bluetooth接続との違い に書いています。

部屋の間接照明として明るさが要る場所にはHueのルーメン値が、テレビ裏やデスク周りの装飾にはTapoの明るさでも足りる場面が多くなります。色を1本の中で流したい場合はL920-5のRGB-IC、Wi-Fiに直接つなぎたい場合もTapoが候補になります。テレビ裏での実際の貼り方は テレビ裏の間接照明|テープライトの選び方と貼り方 に書いています。

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参照した公式ページ

参照した公式ページ

2026年9月10日に確認した公表値です(Tapo L920-5 の製品ページは9月13日に確認)。

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