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Garmin 日本の製品ページに載っている公表値だけで、Forerunner 170 と Forerunner 570(47mm)を比べます。製品ページでの呼び名は、170が「ランニングウォッチ」、570が「ランニングGPSウォッチ」です。見るのは、稼働時間、対応衛星とSatIQ、マイク・スピーカーの有無、心拍センサーの世代、サイズと音楽保存の5点です。
Forerunner 170とForerunner 570、公式の仕様を並べる
| 項目 | Forerunner 170 | Forerunner 570(47mm) |
|---|---|---|
| ディスプレイ | AMOLED 直径1.2インチ(30.4mm) | AMOLED 直径1.4インチ(35.3mm) |
| 解像度 | 390 x 390 ピクセル | 454 x 454 ピクセル |
| レンズ素材 | 化学強化ガラス | Corning Gorilla Glass 3 |
| ベゼル素材 | FRP | アルミニウム |
| サイズ | 42.6 x 42.6 x 11.9 mm | 47 x 47 x 12.9 (mm) |
| 重量 | 41 g | 50 g |
| スマートウォッチモード | 約10日間 | 約11日間 |
| GPSモード | 約20時間 | 約18時間 |
| 衛星測位 | GPS、GLONASS、Galileo | GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、みちびき(補完信号)、GNSSマルチバンド、SatIQ |
| 心拍計 | 第4世代 | 第5世代 |
| マイク・スピーカー | – | ● |
| 防水等級 | 5 ATM | 5 ATM |
GPSモードはむしろ170のほうが長い
公式の稼働時間は、スマートウォッチモードで約10日間と約11日間、GPSモードで約20時間と約18時間です。570は画面が大きく解像度も高いぶん、GPSモードの稼働時間は170より短くなっています。570にはこのほか、SatIQ(自動選択)モードで約16時間、マルチGNSSマルチバンドモードで約14時間、GPS+音楽再生モードで約9時間という数値も公式に記載されています。170は常時表示にすると約4日間、バッテリー節約スマートウォッチモードでは約19日間です。フルマラソンの完走時間であれば、170・570どちらのGPSモードの公表値にも収まります。
衛星測位はBeiDouとみちびきの分だけ570が多い
170はGPS・GLONASS・Galileoの3系統です。570はこれにBeiDouとみちびき(補完信号)が加わり、GNSSマルチバンドと、環境に応じて測位モードを自動的に切り替えるSatIQ機能にも対応しています。Garmin日本の製品ページでは、GNSSマルチバンドは複数の周波数帯の信号を受信できることで、GNSS信号の干渉が多い環境での位置情報の精度が向上する仕組みと説明されています。170の仕様にBeiDou、みちびき、GNSSマルチバンド、SatIQの記載はありません。
マイクとスピーカー、通話とテキスト返信ができるのは570だけ
Forerunnerシリーズ比較表では、「マイク・スピーカー」の項目が570は●、170は-です。570は内蔵スピーカーとマイクを備え、互換性のあるスマートフォンとペアリングすればウォッチから電話をかけたり受けたりできます。音声コマンドでウォッチの機能を操作したり、スマートフォンの音声アシスタントを使ってテキストメッセージに返信したりすることもできるとされています。170の本体仕様に内蔵マイク・スピーカーの記載はありません。
心拍センサーは170が第4世代、570が第5世代
Forerunnerシリーズ比較表の「心拍計」の欄は、170が第4世代、570が第5世代(心電図アプリ対応の970と同じ世代の表記)です。570の製品ページには「第5世代にパワーアップした光学式心拍計は更に精度高くフィットネスアクティビティや心拍数の変動を測定し、ストレスレベルを計算します」とあります。ハートレートセンサーなしで水中でも心拍数をトラッキングする点は、570の説明に記載があります。
サイズと素材、音楽保存とワイヤレス接続の違い
ベゼル素材は170がFRP、570はアルミニウムです。レンズも170が化学強化ガラス、570はCorning Gorilla Glass 3と異なります。重量は41gと50gで、手首周り適応サイズも170が125-190mm、570が135-205mmです。交換用バンドの規格も異なり、170はQuick Releaseバンド20mm、570はQuick Releaseバンド22mmです。ワイヤレス接続は170がBluetoothとANT+、570はこれにWi-Fiが加わります。570の本体仕様には「音楽ストレージ」という項目がありますが、公式ページに保存可能な曲数の記載はありません。170の仕様に音楽ストレージの記載はありません。内蔵メモリ/履歴も170が4GB、570は8GBです。共通する点もあり、スマートフォン互換性は170・570ともにiPhoneとAndroid、充電はどちらもGarmin独自の充電ケーブルによる有線充電、Garmin Pay/Suicaのタッチ決済にも両方が対応しています。
ゴルフ機能は570のアクティビティプロフィールに含まれる
570のアクティビティプロフィールにはゴルフが含まれ、専用のゴルフ機能としてグリーン(フロントエッジ/センター/バックエッジ)までの距離表示、デジタルスコアカード、自動コース更新、ハザード情報が公式仕様に挙がっています。クラブごとの番手記録は、別売のApproach CT10というクラブトラッキングセンサーを使うと自動化できるとされています。170のアウトドアレクリエーション機能にはディスクゴルフの記載はありますが、ゴルフそのものやこれらのゴルフ機能の記載はありません。
対応衛星とスピーカーが、実際に効く場面
公表値を並べると、170と570の差は対応衛星とSatIQ、内蔵マイク・スピーカー、心拍センサーの世代、ゴルフ機能に集約され、GPSモードの稼働時間はむしろ170のほうが長くなっています。ビルや樹木で遮られやすい都市部や山間部を走るか、ウォッチ単体で通話やテキスト返信をしたいか、ゴルフのラウンドでも使いたいか。このどれかに当てはまるかどうかが、公式仕様の差が実際に効くかどうかの分かれ目になります。どれにも当てはまらず、軽さとGPSモードの稼働時間を優先するなら、170の数値のほうが条件に合う場面もあります。
参照した公式ページ
- Garmin Forerunner 170 製品ページ https://www.garmin.co.jp/products/wearables/forerunner-170-black/(2026年9月27日確認)
- Garmin Forerunner 570 47mm 製品ページ https://www.garmin.co.jp/products/wearables/forerunner-570-47-black/(2026年9月27日確認)
いずれも2026年9月13日に確認した公表値です。

