複数台をまとめて管理する防犯カメラ|ハブ対応モデル

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カメラが1台で済むことは少なく、2台目からは「まとめて管理する」ことを考える必要が出てきます。TP-Link Tapo H200・H500とAnker Eufy HomeBase S380という、公式のハブ製品の仕様を軸に、複数台構成の考え方を整理します。

ハブでまとめられること

Anker公式はEufy HomeBase S380について「同じ人物が複数のカメラに映ると、自動的でこれらの映像を判別し、1つの動画に統合。特定人物の全活動を1つの動画で簡単に確認することができます」としています。ただしこの複数カメラ連携機能は「Eufy専用アプリで複数カメラ連携機能を有効にする必要があります」という注記付きです。TP-Link公式もTapo H500について「複数カメラの映像から個人の動きを追跡し、データベースを作成したり、気になる場面をまとめてチェックできる」としており、保存先を1か所にまとめるだけでなく、カメラをまたいだ追跡もハブの役割になっています。

つなげる台数はハブで決まる

項目 Tapo H200 Tapo H500 Eufy HomeBase S380
カメラ/ドアベル 4台 16台 16台
IoTデバイス/センサー 64台 64台 34台
ストレージ ハブに挿すmicroSDカード(最大512GB) 内蔵16GB eMMC+2.5インチSATA HDD/SSD(別売り)で拡張 内蔵メモリ16GB+2.5インチSATA HDD/SSD(別売り)で拡張

※仕様はメーカー公表値です。台数はTP-Link公式FAQ「Tapo HubにはいくつのTapoスマートデバイスを接続できますか?」による理論上の上限で、「安定したハブの動作・通信を維持するため、接続台数は余裕をもってご利用ください」という注記が付いています。Eufy側の台数はeufyCam S3 Proの公式FAQにある「1つのHomeBase S380に最大何台の機器を接続できますか?」という質問への回答です。なお同じFAQの表では、Tapo H100のカメラ/ドアベルの欄は「-」で、IoTデバイス64台のみが接続台数として示されています。カメラを増やす前提の家では、H100ではなくH200・H500が候補になります。

H200は家じゅうの検知系までまとめる

H200の特徴は、カメラ以外の機器もぶら下げられることです。TP-Link公式FAQ「Tapoスマートハブ対応カメラ一覧」には、H200・H500がどちらもハブストレージとWi-Fiバックアップに対応し、H500はさらに高度なAI・顔認識・画面ミラーリングにも対応すると記載されています。H500の製品ページには「内蔵の16GB eMMCに加え、2.5インチSATA HDD/SSD(付属していません)を追加することでストレージ容量を拡張することができます」「高精度の顔認識機能に加え人物・ペット・車両検知等、多彩なAI機能を備えています」ともあります。さらにH500はHDMIビデオ出力にも対応しており、テレビなどの画面につないで複数カメラの映像をまとめて映すことができるとTP-Link公式は説明しています。カメラを5台以上にしたい場合や顔認識・HDMI出力まで使いたい場合は、H200ではなくH500が選択肢になります。

直接Wi-Fiにつながるカメラと、ハブ専用のカメラ

見落とされやすいのが、カメラ自身がWi-Fiに直接つながるかどうかです。Tapo C400は「カメラ単体でWi-Fiに直接つながり、ハブは要りません」という構成で、H200・H500は別売りの拡張として使えます。一方、H200とセットのTapo C420S2に付属するTapo C420の仕様には「カメラ接続専用(ハブ1台につきカメラ4台までの接続を推奨)」「カメラをWi-Fiルーターへ直接接続はできません」という注記があり、このカメラはハブを介さないと使えません。同じTapoブランドでも、ハブが必須かどうかはカメラの型番によって分かれます。

Eufy側も同様です。Anker公式によるとeufyCam S330は「本製品をご使用いただくには別売りのHomeBase S380が必要です」とされ、単体では動きません。一方でSoloCam S340は本体に8GBの内蔵メモリを持ち単体でも録画できますが、「HomeBase S380と接続すると、保存容量を最大16TBまで拡張したり、複数カメラの連携や、家族などデバイスに登録した人と見知らぬ人を識別することが可能に」なるともAnker公式は説明しています。

対応機種とハードウェアバージョンを確認する

ハブがあれば何でもつながる、というわけではありません。TP-Link公式FAQ「Tapoスマートハブ対応カメラ一覧」には、Tapo D205・D210・D230・D235などのドアホン、C420・C425などのバッテリー駆動型カメラ、C220・C230などの屋内用カメラが対応機種として挙がっています。同じ機種でもハードウェアのバージョンで対応が分かれ、たとえばTapo C400はV1が非対応、V2が対応と記載されています。型番とバージョンまで確認する必要があります。ドアベルをハブ自体のチャイムとして鳴らす機能も、TP-Link公式FAQによるとH100・H200・H500のいずれも対応ファームウェアで利用できるとされています。

キットから始めるという選択

対応を1つずつ確かめる手間を省く方法として、ハブ込みのキットがあります。Tapo C420S2はTapo C420カメラ2台とTapo H200ハブ1台のセットで、TP-Link公式の製品構成にもハブが含まれると明記されています。Eufy側にもeufyCam S330 2-Cam Kitのようなカメラとハブのセット商品があります。台数を増やす前提であれば、ハブとカメラを別々に選ぶよりも、対応確認の手間が少ない組み合わせです。

Tapo C420S2の製品構成には「Tapo C420カメラ(バッテリー付属)×2」「Tapo H200ハブ」がどちらも含まれると明記されており、H200はこのセットの付属品という扱いです。あとからカメラだけを買い足す場合は、対応機種一覧とハードウェアバージョンを確認したうえで、ハブの空き容量(H200なら残り台数)を数えてから注文すると、つなげられない事態を避けやすくなります。

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参照した公式ページ

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