ドアベルカメラの選び方|来訪者と宅配を記録する4モデル

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ドアベルカメラは、置くだけの防犯カメラとは違う悩みがあります。配線をどうするか、家の中でチャイムをどう鳴らすか、足元の荷物が映るか。この記事では Tapo D230S1・Tapo D235・Eufy Video Doorbell E340・Google Nest Doorbell(Battery Type)の4モデルを、各社の公式ページの公表値だけで比べます。なお、このうちTapo D230S1はTP-Linkの製品ページに「生産終了」の表示があります。公式ページに残っている公表値をもとに、現行の3モデルとあわせて整理します。

配線が使えるかどうかで変わる選択肢

4モデルともバッテリーだけで使える設計です。既存のドアホン配線がなくても設置できる、というのが共通の前提になります。

配線が使える家なら、選択肢が広がります。Nest Doorbellは既存のドアホン配線(8~24VAC・10VA・50/60Hz)に対応し、Eufy E340は有線モードに対応します。ただしAnker公式のFAQは、E340の有線モードで対応する既存チャイムはメカニカル式(機械式)のみで、デジタル式やインターホンシステムの場合は使用できないとし、トランスの容量は10VA以上(推奨20VA~40VA)としています。Tapo D235も8-24Vのケーブル配線に対応する記載がありますが、公式の注記は「日本ではサポート対象外です」としており、家庭用のAC100V電源は絶対に接続しないよう注意しています。Tapo D230S1はバッテリー駆動のみで、ケーブル配線の記載はありません。

項目 Tapo D230S1 Tapo D235 Eufy Video Doorbell E340 Google Nest Doorbell
解像度 2K 5MP(2560×1920px) 2K 5MP(2560×1920px) 2K(2048×1536) HD 960×1,280ピクセル・最大30FPS
画角 166°(対角)/135°(水平)/109°(垂直) 170.6°(水平)/140.1°(垂直) 160°(デュアルカメラ) 145° diagonal(アスペクト比3:4)
電源 6700mAhバッテリー・最長180日間 10000mAhバッテリー・最長210日間 充電式バッテリーまたは有線モード 内蔵充電池(6Ah)または既存配線(8~24VAC)
保存先 ハブのmicroSD(最大512GB) 本体のmicroSD(最大512GB) 内蔵8GB(HomeBase接続で拡張可) クラウド(3時間分は定期購入なし)
耐候性 IP64 IP66 IP65 IP54
室内で鳴らす手段 Tapo H200ハブ(同梱) Tapoチャイム(同梱) Chime 2(別売)またはHomeBase 「OK Google」対応スピーカー等

縦方向にどれだけ映るか

置き配が増えると、ここが大事になります。横長の映像では、足元の荷物が切れやすくなります。各社の解き方は分かれていて、Nest Doorbellはアスペクト比3:4の縦長画角を採用し、公式は「訪問者の全身像や地面に置かれた荷物まで確認できる」としています。Tapo D230S1は視野角166°(対角)/135°(水平)/109°(垂直)で、公式ページはこれを「4:3の画面比率」とも表現しています。Tapo D235は垂直方向140.1°と、水平・垂直とも数値が大きい超広角レンズです。Eufy E340は正面と下向きの2つのカメラで、訪問者と足元の荷物を別々に映す構成です。玄関に付けるなら、荷物までどう映るかを先に確認しておきたいところです。

録画をどこに貯めるか

定期購入が要るかどうかにも関わる部分です。Tapoの2機種はmicroSD(最大512GB)に保存できます。ただしD230S1はカードをドアホン本体ではなくハブに挿し、D235は本体にスロットがあります。Eufy E340は内蔵8GBで、Anker公式のFAQには「1日あたり20秒の動画を30本録画する場合、最大90日間のビデオを保存できます」とあり、HomeBaseの16GBに接続すると同じ条件で最大180日間になるとされています。Nest Doorbellは、定期購入なしで3時間分のアクティビティの動画履歴を利用でき、Google Nest Awareの定期購入で30日間、Google Nest Aware Plusの定期購入で60日間にアップグレードできるとGoogleストアの技術仕様に記載があります。定期購入をせずに長く残したいという条件なら、Nest以外の3モデルが候補になります。

チャイムをどう鳴らすか

見落とされやすいのがここです。家の中で音を鳴らす方法は機種によって違います。D230S1はハブ(H200)をチャイムとして使い、D235はTapoチャイムが同梱されています。Eufy E340はChime 2が別売で、HomeBaseをチャイムとして使う設定もできますが、Anker公式のFAQによるとAmazon Echoはeufy Securityスキル経由で使える一方、Google Home Miniはサポートされていません。Nest Doorbellはバッテリー接続の場合、スマートフォンのほか「OK Google」対応スピーカーとディスプレイに通知が届きますが既存の配線チャイムとは連動せず、配線接続を選んだ場合は既存のチャイムとも連動します。家族が家にいるときも呼び鈴として使いたいなら、チャイムをどう鳴らすかは購入前に確認しておく項目です。

条件から絞り込む

ここまでの公式の記載を、確認したい条件ごとに並べ直すと次のようになります。

  • 既存のドアホン配線を活かしたい → Nest Doorbellの8~24VAC配線、またはE340の有線モード(対応する既存チャイムはメカニカル式のみ)の条件を確認する
  • 足元の荷物まで縦に広く映したい → D235の垂直140.1°、Nestの3:4アスペクト比、E340のデュアルカメラのどれで対応しているかを見る
  • 定期購入なしで長く録画を残したい → D230S1・D235のmicroSD、E340の内蔵8GB(HomeBase接続で拡張)の条件を確認する
  • 家の中で音を鳴らす手段を先に確保したい → D230S1のH200ハブ、D235同梱のTapoチャイム、E340のChime 2(別売)の違いを確認する

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参照した公式ページ

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