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バッテリー式の防犯カメラは配線が要らない代わりに、定期的な充電が必要です。この記事では、TP-Link Tapo C425とTapo C420S2、別売のソーラーパネルTapo A202の公式ページをもとに、公称の駆動日数とテスト条件、充電の頻度に関わる要素を整理します。公称の日数だけを見て選ぶと、実際の設置環境での持ちとの差に戸惑うことがあります。
公称値はC425が最大300日、C420S2が最長180日
公式の仕様では、Tapo C425は10000mAhのバッテリーを内蔵し、最大300日間としています。Tapo C420S2のカメラ部分は取り外し充電式のバッテリーで、最長180日間です(バッテリーの容量そのものは公式ページに記載がありません)。どちらも内蔵バッテリーの製品のため常時録画はできず、動作検知時のみの録画になります。
テストの条件が違うため、日数をそのまま比べられない
公式の注記を見ると、この日数はテストの条件が製品によって違います。C425の脚注には「300日間のバッテリー駆動時間は、TP-Linkの実験室で1日あたり230秒間使用したテストに基づいています。1日あたり360秒間使用した場合のバッテリー駆動時間はおよそ180日間です」とあります。使用時間には録画とライブビューが含まれるとも説明されています。一方、C420S2の脚注は「180日間のバッテリー駆動時間は、TP-Linkの実験室において1日に10〜20件のイベントトリガーを行って使用した場合のテスト結果に基づいています」というように、秒数ではなく検知の件数を基準にしています。同じ「日数」でも測り方が違うため、単純な比較はできません。
使用時間が長いほど、駆動日数は短くなる
C425の脚注が示すとおり、1日あたりの使用時間が230秒から360秒に増えると、駆動日数は300日間からおよそ180日間に減ります。使用時間には録画とライブビューの両方が含まれるため、検知による録画とアプリでの確認、どちらが増えても使用時間は伸びます。C425もC420S2も、検知する範囲を絞る「アクティビティゾーン」や、人物・ペット・車両を個別に検知するAI検知の設定を備えており、いずれも公式の仕様に記載がある機能です。検知まわりのセンサーの仕様も公式に記載があり、C425は「シングルモーションセンサー(水平視野角:130°)」、C420S2は「シングルモーションセンサー(水平視野角:110°)」となっています。
気温と、充電できる温度にも条件がある
リチウムイオン電池を使う都合上、気温に関する仕様も確認しておきたい数値です。C425の動作温度は-20℃~45℃ですが、充電温度は0℃~45℃と、動作できる範囲よりも狭く定められています。C420S2の動作環境温度は-20℃~45℃です。気温が0℃を下回る時期は、C425の動作温度の範囲内であっても、充電温度の範囲からは外れることになります。
ソーラーパネルで充電の頻度を下げる
別売のソーラーパネルTapo A202は「バッテリー駆動式のTapoカメラに対応」と案内されており、Tapo C425の製品ページでもA202への対応が明記されています。A202の出力は最大4.5W(充電電圧5.2V)で、付属のケーブルは0.48m、延長ケーブルが3.6mです。ソーラーパネル1台につきカメラ1台を接続できるとされています。日照が前提になるため、設置場所によって効果は変わります。
A202のプラグ形状はType-Cで、公式は「Micro USB充電ポート搭載のカメラには、付属のUSB変換アダプター(Type-C to Micro-USB)を使用してください」としています。製品構成にはType-C to Micro-USBとType-C to Type-Cの変換アダプターが1つずつ含まれており、カメラ側の充電ポートの形状に合わせて選ぶ形です。設置方法は壁面取り付けで、耐候性はIP65、動作温度は-20℃~45℃です(バッテリー給電時は0℃~45℃を維持するよう案内されています)。
充電のしやすさは、バッテリーが着脱式かどうかで変わる
充電の作業そのものも、機種によって形が違います。C420S2は、公式が「バッテリーは取り外して充電することもでき、長期間に渡って使用可能です」としており、取り外したバッテリーをUSBアダプター(バッテリー充電用、ケーブル約50cm)で充電する構成です。予備のバッテリーを用意しておけば、充電中もカメラを止めずに済みます。一方、C425はバッテリー内蔵型で、製品構成にはUSBアダプターケーブルが含まれており、これを使って本体ごと充電する形になります。C425の電源仕様には「アダプター入力:100-240V・50/60Hz」「アダプター出力:5.0V/2.0A」とあり、USBアダプター本体は製品構成に含まれていません。設置場所が取り外しにくい高さの場合、充電のたびの手間は着脱式かどうかで変わってきます。配線を引ける場所であれば、電源アダプター式を選ぶという選択肢もあります。
公称値とテスト条件をまとめて確認する
| 項目 | Tapo C425 | Tapo C420S2(カメラ部分) |
|---|---|---|
| バッテリー | 10000mAh・内蔵 | 取り外し充電式(容量の記載なし) |
| 公称の駆動日数 | 最大300日間 | 最長180日間 |
| テストの条件 | 1日あたり230秒間使用(360秒間ならおよそ180日間) | 1日に10~20件のイベントトリガー |
| 充電温度・動作温度 | 充電0℃~45℃/動作-20℃~45℃ | 動作環境温度-20℃~45℃ |
| ソーラーパネル | Tapo A202に対応 | 記載なし |
| 録画のタイミング | 動作検知時のみ | 動作検知時のみ |
公称値は、あくまで公式が定めた条件での目安です。使用時間の基準が秒数か検知件数かという測り方の違いも含めて確認しておくと、実際の設置環境でどの程度の差が出そうかを考える材料になります。C420S2はカメラ×2とハブ×1のセットのため、充電の管理が必要なバッテリーもカメラの台数分あることになります。購入前に公式ページの脚注までひととおり目を通しておくと、公称値の意味を取り違えずに済みます。
参照した公式ページ
- Tapo C425 製品ページ https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-c425/(2026年9月27日確認)
- Tapo C420S2 製品ページ https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-c420s2/(2026年9月27日確認)
- Tapo A202 製品ページ https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-a202/(2026年9月27日確認)

