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防犯カメラを検討して最初に詰まりやすいのが、配線をどうするかです。ここでは、バッテリー式のカメラと、壁に穴を開けない取り付け部材を、TP-Link Tapoの公式仕様だけをもとに整理します。取り上げるのはC400・C425・C420S2というバッテリー式の3機種、ソーラーパネルのA202、電源アダプター式のC120の合わせて5製品です。
バッテリー式なら電源を気にせず設置できる
C400は5200mAhのバッテリーで最長180日、C425は10000mAhの内蔵バッテリーで最大300日、C420S2は取り外して充電できるバッテリーで最長180日と、それぞれ公式に記載されています。いずれも電源ケーブルが不要なので、コンセントの位置に設置場所を縛られません。耐候性は、C400・C420S2がIP65、C425が本体のみIP66です。
取り付け部材は機種によって違います。C400の製品構成は、カメラの台座・取り付け用ネジ・取り付け用アンカー・USB充電ケーブル・位置決めシールで、マグネット式の台座は含まれていません。C425の製品構成には、マグネット付きの台座に加えてスチールプレートが含まれています。Wi-Fiプロトコルはこの3機種ともIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz Wi-Fi)で、録画の保存先はmicroSDカード(最大512GB、別売)またはTapo Careのクラウドストレージサービスに対応しています。
充電の手間を減らすならソーラーパネル
C425は別売のソーラーパネル「Tapo A202」に対応しています。A202はType-C出力ポートを備え、公式には「全てのバッテリー駆動式Tapoカメラと組み合わせることが可能」とされています(ソーラーパネル1台につきカメラ1台の接続)。付属のケーブルは長さ0.48m、別売りではなく付属の延長ケーブルが3.6mで、カメラの近くに置くことも、太陽光が十分に当たる位置に離して置くこともできます。A202自体の耐候性はIP65、動作温度は-20℃~45℃です(バッテリー給電時は0℃~45℃を維持することとされています)。C425と組み合わせれば、24時間の連続稼働も可能になるとTP-Linkは説明しています。ただし公式の注記には「Tapo C425には、マグネット付き台座が付属していますが、ソーラーパネルに設置する台座は付属していません」ともあり、ソーラーパネル用の台座は単品での販売がなく、この組み合わせを使うにはソーラーパネルがセットになった「Tapo C425 KIT」の購入がすすめられています。A202自体の製品構成には、パネル用の台座・取り付け用ネジ・防水アタッチメント・延長ケーブルが含まれ、設置方法は壁面取り付け、寸法は211.17×173.57×16.9mmです。ソーラーパネルの角度は360°の範囲で柔軟に調整できるとされています。
取り外して充電できるバッテリー(C420S2)
C420S2は、バッテリーをカメラ本体から取り外して充電できるタイプです。予備のバッテリーを用意しておけば、充電中も別のバッテリーに交換してカメラを止めずに運用できます。C420S2はカメラとハブがセットになっており、ハブ1台につきカメラ4台までの接続が推奨されています。ただし、バッテリー駆動製品のため常時録画はできず、動作検知時のみの録画になる、という注記があります。カメラの充電用アダプター出力は5.0V/1.0A、ハブの電源アダプター出力は9.0V/0.85Aと、それぞれ別の仕様になっています。
壁に穴を開けない固定方法(マグネット式台座)
C425の製品構成には、マグネット付きのカメラ台座に加えて、スチールプレートが含まれています。カメラの台座にはマグネットが付いており、金属面であればそのまま取り付けられます。金属面でない場所には、同梱のスチールプレートを組み合わせる構成です。角度調整も、取り付けたカメラの向きを変えるだけで行えます。取り付け用ネジ・取り付け用アンカーも同梱されているため、ネジ止めとマグネットのどちらで固定するかを選べます。C425の寸法は116.2×64.8×64.8mm、認証はRoHS・VCCI・PSE・技適です。動作温度は-20℃~45℃、充電時の温度は0℃~45℃と分けて記載されています。
電源アダプター式でも工事は不要(C120)
C120は5V DC電源アダプターで常時給電するタイプですが、こちらも工事は不要です。製品構成には、マグネットスタンドと3mのType-Cケーブル、3M両面テープ、脱着ピン、取り付け用テンプレートが含まれています。マグネットスタンドと電源ケーブルを組み合わせることで、据え置き・天井取り付けのどちらでも、壁に穴を開けずに設置できる構成です。C120はIP66で、屋内外の両方に対応しており、動作温度は-20℃~45℃です。電源ケーブルの長さが約3mなので、電源を取る場所からその範囲内に置き場所を決めることになります。
製品ごとの公表値
| 項目 | C400 | C425 | C420S2 | A202(ソーラーパネル) | C120 |
|---|---|---|---|---|---|
| 電源 | 5200mAhバッテリー | 10000mAh内蔵バッテリー | 取り外し充電式バッテリー | 太陽光(最大4.5W) | 5V DC電源アダプター |
| 駆動時間の目安 | 最長180日 | 最大300日 | 最長180日 | - | -(常時給電) |
| 耐候性 | IP65 | IP66(本体のみ) | IP65 | IP65 | IP66 |
| セット内容・付属品 | カメラ本体(ハブは別売) | カメラ本体(マグネット台座・スチールプレート付属) | カメラ×2+H200ハブ | パネル+延長ケーブル3.6m | マグネットスタンド・3mケーブル |
工事不要で置きたい場合、まず確認するのはバッテリーで動くかどうかです。そのうえで、充電の頻度を下げたいならソーラーパネルの対応、固定に穴を開けたくないならマグネット式の台座や付属のスチールプレートの有無を、上の表の項目で確認してください。同じ「工事不要」という言葉でも、電源をどこから取るかと、壁への固定方法をどうするかは、別々に確認する項目です。
参照した公式ページ
- Tapo C400 製品ページ(TP-Link 日本) https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-c400/(2026年9月27日確認)
- Tapo C425 製品ページ(TP-Link 日本) https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-c425/(2026年9月27日確認)
- Tapo C420S2 製品ページ(TP-Link 日本) https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-c420s2/(2026年9月27日確認)
- Tapo A202 製品ページ(TP-Link 日本) https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-a202/(2026年9月27日確認)
- Tapo C120 製品ページ(TP-Link 日本) https://www.tp-link.com/jp/home-networking/cloud-camera/tapo-c120/(2026年9月27日確認)

