TP-Link Tapo C520WS|IP66とPoE非対応の設置条件

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TP-Linkの屋外向けパンチルトセキュリティWi-Fiカメラ Tapo C520WS を、TP-Link日本の製品ページに載っている公表値だけで整理します。見ていくのは、画質とナイトビジョンの仕様、パンチルトとAI検知、設置できる場所の条件、有線LANとPoEの扱い、録画の保存先、音声・アラームと電源です。

2K QHDとスターライトによるカラーナイトビジョン

Tapo C520WSの最大解像度は2K QHD 4MP(2560×1440px)で、公式は「1080pの1.7倍の解像度」としています。フレームレートは15/20/25/30fps(デフォルトは15fps)、動画圧縮はH.264、デジタルズームは12倍です。画像補正には3DNR・WDRを使っています。イメージセンサーは1/3”のプログレッシブスキャンCMOSで、スターライトセンサーに対応します。レンズは焦点距離3.2mm・絞りF1.6、視野角は対角112°・水平95°・垂直53°です。

暗所では複数のナイトビジョンを切り替えられます。850nm IR LEDによる赤外線モードは最長30m先まで映し、フルカラーモードはスターライトセンサーと内蔵スポットライト(×2)で明るくカラーの映像にします。スマートモードは、イベントを検知すると自動でフルカラーに切り替える設定です。

水平360度のパンチルトとAIによる検知

撮影範囲は水平360°・垂直130°のパンチルトに対応し、Tapoアプリからカメラの向きを操作できます。対象物を見逃さないよう自動で追尾するスマートトラッキング機能もあります。

検知は動体検知・人物検知・ペット検知・車両検知・ライン通過検知・タンパリング検知に対応し、AIが人物・ペット・車両を識別して通知します。検知の感度調整、アクティビティゾーンや境界線の設定、指定した2つのポイント間をカメラが巡回するパトロールモードにも対応しています。通知はシステム通知のほか、Tapo Careを利用しているときはスナップショット付き通知が届きます。

設置は壁・天井・支柱のみ、据え置きはできません

公式の注記には「壁等に穴を開けて設置・利用するカメラのため、平面等に据え置きでの利用はできません。そういった用途の場合はTapo C100・C200等をご検討ください」とあります。設置方法は天井取り付け・壁面取り付け・支柱取り付け(取り付け用バンドは別売り)の3通りです。

耐候性はIP66準拠で、動作温度は-30℃~60℃、動作湿度は10~90% RH(結露を避ける)です。保存時は温度-40℃~60℃、湿度0~90% RHとなっています。寸法は123.8×123×90mmで、製品構成には本体・電源アダプター(約3m)のほか、取り付け用アンカー・取り付け用ネジ・台座用ネジ・位置決めシール・取り付け用台座・防水アタッチメント・防水ケーブルアタッチメント・かんたん設定ガイドが含まれます。

有線LANとWi-Fi、PoEには非対応

ネットワーク接続はWi-Fiまたは有線LANで、Wi-Fiプロトコルは IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz Wi-Fi)です。有線接続用に10/100Mbps RJ45ポートを1つ搭載しており、Wi-Fiが届きにくい場所でもLANケーブルで接続できます。ただし公式は「PoEには対応していません」と明記しており、有線LANで使う場合も電源は別途9V DC電源アダプターから取る必要があります。

接続の条件として、WPA/WPA2で暗号化され、DHCPで運用されたWi-FiネットワークまたはLANによるインターネット接続が必要です。セキュリティはオンデバイス機械学習、128-bit AES Encryption with SSL/TLS、WPA/WPA2-PSKが挙げられています。RTSP・ONVIFにも対応しています。

録画はmicroSDカードとTapo Careクラウド

ローカル保存はmicroSDカードスロット(最大512GB、カードは別売り)で、512GBのmicroSDカードでは最長680時間分の2K QHD映像を保存できるとしています。カードには条件があり、4GB~512GBのSDHCまたはSDXCカードのみ対応(SDカードには非対応)で、SAMSUNG Evo PlusとTOPESELのmicroSDカードは互換性上の理由から使用がすすめられていません。

クラウドに残す場合はTapo Careのクラウドストレージサービスを使います。サブスクリプションサービスです。映像の視聴はスマートフォンアプリTapoからのみ可能で、PCからは視聴できません。

音声・アラームと本体の仕様

内蔵マイクとスピーカーによる双方向通話に対応し、ノイズキャンセリングを搭載しています。不審者への警告用に、自分で吹き込んだ音声をアラーム音に設定したり、ライトの明るさを調整したりできます。サイレン音量は10cmの距離で測定した場合で93dBです。フィジカルプライバシーモードでは、レンズを物理的に隠せます。サードパーティー連携はGoogleアシスタント・Amazon Alexaに対応します。

項目 公式の公表値
イメージセンサー 1/3”プログレッシブスキャンCMOS(スターライトセンサー対応)
レンズ 焦点距離3.2mm・絞りF1.6・視野角112°(対角)/95°(水平)/53°(垂直)
最大解像度 2K QHD 4MP(2560×1440px)
フレームレート 15/20/25/30fps(デフォルトは15fps)
ナイトビジョン 850nm IR LED(最長30m)、フルカラーナイトビジョン対応
パン/チルト範囲 水平360°/垂直130°
ローカルストレージ microSDカードスロット(最大512GB、別売り)
ネットワーク接続 Wi-Fiまたは有線LAN(IEEE 802.11b/g/n・2.4GHz、10/100Mbps RJ45ポート×1)
電源 9V DC電源アダプター(入力100~240V・50/60Hz、出力9V/0.85A)
耐候性 IP66
動作温度 -30℃~60℃
寸法 123.8×123×90mm

公表値だけを並べると、Tapo C520WSの輪郭は「2K QHD・AI検知・IP66に対応した屋外パンチルトセキュリティWi-Fiカメラで、Wi-Fiと有線LANの両方につなげる」です。設置の段階では、壁・天井・支柱への取り付けが前提で据え置きでの利用はできません。PoEには対応していません。そのため有線LANでも電源アダプターの取り回しが要る点が実際の制約になります。1年間の保証期間が付随します。

設置や運用で迷ったときは、一人暮らしの防犯対策と防犯カメラの電源と配線が判断材料になります。

参照した公式ページ

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