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Anker の USB充電器 Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod について、Anker Japan の製品ページに載っている公表値をもとに整理します。
見ていくのは、独自技術「Anker GaN II」の内容、65W出力の内訳、本体サイズと折りたたみ式プラグ、対応する充電規格、対応機器、安全規格と発熱への注意点です。
Anker GaN IIという独自技術と小型化の理由
本製品は「Anker GaN II」という独自技術を採用しています。約2年の研究開発を経て、GaN(窒化ガリウム)搭載USB充電器が第二世代に進化したとしています。電源ICと回路設計に工夫を加え、スイッチング周波数を同社比で約2倍に高めて電子部品を省サイズ化するとともに、高周波化にともなう熱およびEMI(ノイズ)を、内部基板部品の立体配置と回路構造の最適化(PCBA 3Dスタッキング)で抑えたとしています。結果として、一般的な60W出力以上の充電器と比べて約55%小さいコンパクトサイズを実現したとしています。
65W出力の内訳、ポートごとの組み合わせ
USB Power Delivery(USB PD)に対応し、合計最大出力は65Wです。USB PD対応の2つのUSB-Cポート使用時は最大45W&20Wの出力、2つのUSB-CポートとUSB-Aポート使用時は最大40W&12W&12Wの出力で、幅広い機器を3台同時に充電できるとしています。
単ポート利用時のUSB-C出力は、5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=3.0A / 20.0V=3.25A(最大65W)で、PPS出力は3.3V-16.0V=3.25A(最大52W)です。USB-Aは4.5V=5.0A / 5.0V=4.0A / 5.0V=4.5A / 5.0V=3.0A / 9.0V=2.0A / 12.0V=1.5A(最大22.5W)です。2ポート利用時は、USB-C(2ポート同時)で45W+20W(合計最大65W)、USB-C(上部)+ USB-Aで40W+22.5W(合計最大62.5W)、USB-C(下部)+ USB-Aで12W+12W(合計最大24W)です。3ポート利用時は40W+12W+12W(合計最大64W)としています。
折りたたみ式プラグと本体サイズ・重さ
| 項目 | 公式の公表値 |
|---|---|
| サイズ | 約38 × 29 × 66mm |
| 重さ | 約130g |
| 入力 | 100-240V~ 1.8A 50-60Hz |
| 合計最大出力 | 65W |
| ポート数 | 3(USB-C × 2、USB-A × 1) |
| PowerIQ対応 | PowerIQ 3.0(Gen2)対応 |
| 独自技術 | Anker GaN II |
| 発売月 | 2022年2月 |
| 製品型番 | A2667N12(ブラック)/A2667N22(ホワイト) |
折りたたみ式プラグを採用しており、どこにでも持ち運びやすいコンパクトサイズだとしています。入力は100-240V~ 1.8A 50-60Hzです。
PowerIQ 3.0とQuick Chargeなど対応する充電規格
Anker独自技術のPowerIQ 3.0(Gen2)を搭載し、USB Power Deliveryとの互換性を高めながら、Qualcomm Quick Chargeなどの充電規格にも対応しているとしています。国際的な安全規格であるIEC 62368-1の基準に準拠しています。
対応するスマートフォンとタブレット、ノートPC
iPhoneやiPad、MacBook、Apple WatchなどのApple製品を含む、幅広い機器へフルスピード充電できるとしています。対応機種の例として、スマートフォンは「iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max」、タブレット端末は「iPad (第9世代)」、ノートPCは「MacBook Air (M1、2020)」などが製品ページに挙げられています。
そのほか、Dell XPS 15やLenovo ThinkPad X1など、USB Power Delivery対応のノートPCに幅広く対応しているとしています。
安全規格と発熱に関する注意
過電圧保護や電子回路のショート防止、温度管理など、Anker独自の多重保護システムを備えているとしています。本製品は高負荷が続く場合に高温になる場合があるため、充電中は触れないよう案内されています。温度が最も高くなった場合でも、国際的な安全規格であるIEC 62368-1が定める上限温度を下回る設計のため、安全上の問題はないとしています。
ケーブルは別売りです。MacBook Pro 16インチにも対応していますが、付属の充電器より充電スピードが低下するとしています。本製品にはモバイルバッテリー機能はございません。
型番とパッケージの内容
製品型番はA2667N12(ブラック)、A2667N22(ホワイト)で、発売月は2022年2月です。パッケージ内容は、本体、取扱説明書、18ヶ月保証 + 6ヶ月(Ankerで会員登録後)、カスタマーサポートです。
製品比較表では、Anker Prime Wall Charger(67W、3 ports、GaN)、Anker Nano II 65W、Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)、Anker Prime Wall Charger(100W、3 ports、GaN)と並べて仕様を確認できます。ポート数はいずれも3(USB-C × 2、USB-A × 1)で、合計最大出力はAnker Nano II 65Wが65W、Anker Prime Wall Charger(67W、3 ports、GaN)が67W、Anker 735 Chargerが65W、Anker Prime Wall Charger(100W、3 ports、GaN)が100Wです。
サイズ・重さを比較表で見る
本製品のサイズは約38 × 29 × 66mm、重さは約130gです。比較表では、Anker Prime Wall Charger(67W、3 ports、GaN)が約50 × 40 × 39mmで約144g、Anker Nano II 65Wが約44 × 42 × 36mmで約112g、Anker 735 Chargerが約66 × 38 × 29mmで約132g、Anker Prime Wall Charger(100W、3 ports、GaN)が約60 × 42 × 39mmで約178gとしています。ポート構成が同じ3ポートでも、本体の縦横高さの配分やGaN世代によってサイズと重さに違いがあることが、この比較表から分かります。
参照した公式ページ
- Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod 製品ページ https://www.ankerjapan.com/products/a2667(2026年9月21日確認)
