Fire TV Stick 4機種の違い|公式仕様と型番で比べる

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Amazonの開発者向け技術仕様ページ(developer.amazon.com)には、Fire TV Stickの各世代が掲載されています。ここでは、日本向けの現行機種として並んでいるFire TV Stick HD、Fire TV Stick 4K Select、Fire TV Stick 4K Plus、Fire TV Stick 4K Max(第2世代)の4機種について、この技術仕様ページと、各機種が発表されたときのAmazonの発表内容だけで違いを整理します。

技術仕様ページには「4K」ももう1つ別に載っている

developer.amazon.comの技術仕様ページには、この記事で比べる4機種とは別に「Fire TV Stick 4K – 第2世代(2023)- 8GB」という項目も掲載されています。この項目の説明文と4K Plusの項目の説明文は、どちらも「Wi-Fi 6に対応した4Kストリーミングメディアプレーヤーの次世代版」という同じ文面で、プロセッサ・メモリ・Wi-Fiなどの数値も両方の項目で同じ内容が並んでいます。技術仕様ページはこの2つを別の項目として掲載しており、どちらかがどちらかを置き換えたといった説明は書かれていません。この記事では、技術仕様ページに現行のFire TV Stickとして並んでいるHD・4K Select・4K Plus・4K Maxの4機種を比べます。

プロセッサ・メモリ・Wi-Fiの規格を比べる

4機種の技術仕様ページに書かれている数値をまとめると、次のとおりです。

項目 Fire TV Stick HD(2026) 4K Select(2025) 4K Plus(2025) 4K Max(2023・第2世代)
プロセッサ(SoC) Mediatek MT8698D MT8698 MCM Mediatek MT8696D Mediatek MT8696T
CPU Cortex-A55(最大1.7GHz)×4 Cortex-A55(最大1.7GHz)×4 Cortex-A55(最大1.7GHz)×4 Cortex-A55(最大2.0GHz)×4
メモリ 1GB LPDDR4-3200 1GB LPDDR4 2GB LPDDR4 2GB LPDDR4
ストレージ 8GB 8GB 8GB 16GB
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz・5.0GHz) 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz・5.0GHz) 802.11 a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz・5.0GHz) 802.11 a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz・5.0GHz・6GHz)
OS Vega OS 1.1 Vega OS 1.1 Fire OS 8 Fire OS 8
HDRのDolby Vision記載 記載なし 記載なし あり あり
Bluetooth 5.3+BLE 5.0(BLE対応) 5.2+BLE 5.2+BLE

処理性能の数値が最も高いのはFire TV Stick 4K Max(2.0GHzクアッドコア)です。Amazonは2023年の発表時に、4K Maxのストレージは前世代機の2倍となる16GBだとしています。4K PlusとHD(2026)、4K Selectはいずれも1.7GHzのクアッドコアです。Wi-Fiは、技術仕様ページの表記でHD(2026)・4K Plus・4K Maxが「802.11 a/b/g/n/ac/ax」とWi-Fi 6の規格を含むのに対し、4K Selectは「802.11 a/b/g/n/ac」までの表記で、ax(Wi-Fi 6を示す規格)は載っていません。

映像と音声の対応フォーマットの違い

技術仕様ページのHDRの欄では、Dolby Visionが載っているのは4K Plusと4K Maxの2機種です。4K SelectとHD(2026)の欄はHDR10・HDR10+・HLGまでで、Dolby Visionは欄に含まれていません。音声は4機種とも、Dolby Digital・Dolby Digital+・Dolby Atmos対応のHDMIオーディオパススルーに対応すると技術仕様ページに書かれています。2023年の発表では、4K Maxと4Kはいずれも4K Ultra HD・Dolby Vision・HDR・HDR10+に対応し、Dolby Atmos対応スピーカーと組み合わせることで没入感のある音を実現するとしています。

Fire TV Stick 4K Maxだけのアンビエントディスプレイ

4K Maxには、ストリーミングコンテンツを視聴していないときに大画面でアートを表示するアンビエントディスプレイ機能があります。Amazonの発表では、リモコンのAlexaボタンを押しながら話しかけるか、ホームボタンを長押しすると起動し、2,000点以上のアート作品や、Amazon Photosに保存した写真を表示できるとしています。ウィジェット機能を使うとカレンダーや天気を表示したり、照明やエアコンなどAlexa対応のスマートデバイスを操作したりすることもできるとされています。ほかの3機種には、この機能の記載はありません。

Fire TV Stick HD(2026)の給電方法とサイズ

2026年4月に発表されたFire TV Stick HDは、Amazonの発表によると、2024年発売の前モデルと比較して横幅が約30%スリムになり、本体の起動やアプリを開く速度も平均30%高速化したとしています。給電方法も変わり、テレビのUSB-Aポートから直接給電できるようになったため、USB電源アダプターが基本的に不要になりました。付属のUSB-Cケーブルは約30cmのL字型です。技術仕様ページでは、プロセッサにMediatek MT8698D、メモリに1GB LPDDR4-3200、コネクターにHDMI 2.1とUSB-C 2.0が記載されています。

Wi-Fi 6Eを活かせるかはルーター次第

4機種の技術仕様ページでWi-Fi 6E(2.4GHz・5.0GHz・6GHzのトライバンド)の記載があるのは4K Maxです。Amazonは2023年の発表で、Fire TV Stickシリーズとして初めてWi-Fi 6Eに対応したことで、自宅のWi-Fiネットワークの混雑が軽減されるとしています。ルーターの規格がWi-Fi 6Eでない場合、この規格による違いは出ません。手持ちのルーターがどの規格に対応しているかは、購入前にルーター側の仕様で確認できます。

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参照した公式ページ

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