在宅ワークを楽にするスマート家電|作業環境の整え方

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在宅ワークでスマート家電を使う場面を、照明・エアコン・電源まわり・会議まわりの4つに分けて、各社の公式ページに書かれている仕様から確認できることを整理します。

照明は色温度を変えられる範囲を確認する

作業中と夕方以降で照明の色味を変えるには、色温度を変更できる電球が必要です。TP-LinkのTapo L535E・L530Eは色温度2,500〜6,500Kの範囲に対応し、Philips HueのA60 E26スマート電球(1100)は1000〜20000Kのフルスペクトラムの光に対応すると各製品ページに記載されています。L535Eは明るさ1100ルーメン(75W相当)、L530Eは806ルーメン(60W相当)で、いずれもTapoアプリでスケジュールを設定し、指定した時刻に明るさや色を変えることができます。どちらもAmazon Alexa・Googleアシスタントでの音声操作に対応し、Wi-Fi経由でネットワークに直接つながるためハブは不要と製品ページに記載されています。ただし壁の調光スイッチのような調光器具については、どちらの製品ページにも「調光器具非対応」と注記があるため、既存の照明スイッチをそのまま使う前提で選ぶことになります。

エアコンはハブのセンサーで自動化の範囲が変わる

赤外線リモコンで動くエアコンは、SwitchBotのようなスマートリモコンを使うと外出先や音声からの操作に対応します。SwitchBot ハブ2は、公式の比較表によると温湿度センサーと照度センサーを搭載しており、ハブミニ(通常版)の欄にはこれらのセンサーの記載がありません。センサーを内蔵したハブ2であれば、室温が設定した温度を超えたときに冷房を自動でつける、といった条件付きの自動化を組むことができます。ハブミニ(通常版)にはこの温湿度センサーがないため、時間だけを条件にした自動化になります。ハブ2の赤外線リモコン機能は、対応可能なメーカー数4877社、対応可能なリモコンの種類21363種、対応可能な製品型番101,000以上と製品ページに記載されています。エアコンの物理リモコンが発した赤外線をハブ2側でも受信してアプリに同期する「IR Decoding」機能もハブ2の比較表に載っており、この機能はハブミニ(通常版)・ハブミニ(Matter対応)の欄では×になっています。

電源まわりは最大負荷と用途を確認してからまとめる

モニターやデスクライト、充電器などをまとめて切り替えるには、スマートプラグを電源タップの手前に入れる方法があります。次の表は、TP-Linkのスマートプラグ2機種の公表値です。

確認する項目 Tapo P105 Tapo P110M
最大負荷 1000W(100V・10A) 1500W(15A、1/6 HPモーター)
入力電圧 AC 100-125V〜 50/60Hz 100V〜240V・50/60Hz
電力モニタリング 記載なし 対応
Matter対応 記載なし 対応
サードパーティー互換 Alexa・Googleアシスタント・Samsung SmartThings Alexa・Googleアシスタント・Samsung SmartThings

接続にはIEEE 802.11b/g/nの2.4GHz帯Wi-Fiと、Bluetooth(初期設定時のみ使用)が必要です。TP-LinkのFAQには、電熱器具など遠隔操作に失敗すると事故や火災につながるおそれのある機器の接続は禁止されていること、テレビやエアコンのように電源を入れただけでは動作しない(待機モードになるだけ)機器には利用できませんと明記されています。デスクの周辺機器をつなぐ前に、この2点をそれぞれの機器で確認しておく必要があります。Tapo P110Mは、接続した機器の電力使用状況をアプリで確認できると製品ページに記載されています。設定した上限を超える電力を消費するとプラグからの電源供給を停止させることができる、という説明もあります。

机まわりに機器を足す前に確認するネットワークの条件

Tapoのスマートプラグ・電球は、いずれもWPA・WPA2で保護されDHCPで運用された2.4GHz帯のWi-Fiネットワークへの接続が必要です。Tapo P105のFAQには、接続するWi-FiがステルスSSIDを使用していないこと、MACアドレスフィルタリングを行っていないことも条件として挙げられています。TapoアプリはiOS 13.0以降・Android 7.0以降で動作すると製品ページに記載されており、初期設定はBluetoothを使って行います。デスクの近くに機器を増やす場合、まず今のルーターがこの条件を満たしているかを確認する作業になります。

会議まわりは定型アクションで照明を切り替える

Alexaの定型アクションを使うと、決まった音声フレーズをきっかけに複数の機器をまとめて動かせます。会議の前に照明の色温度や明るさを変え、会議が終わったらもとの設定に戻す、という組み方ができます。SwitchBot ハブ2やTapo L535Eのようにスケジュール機能を持つ機器であれば、時間帯ごとの照明の切り替えもあわせて設定できます。TapoのL535Eは電力モニタリング機能も備えており、デスク周りの照明をまとめて1つのプラグやシーンに登録しておけば、会議前後の切り替えを1つの操作にまとめやすくなります。

スマート家電で直接解決しない部分

ここまでの機器は、いずれもTapoアプリやSwitchBotアプリからの遠隔操作、スケジュール設定が中心です。SwitchBot ハブ2の赤外線学習機能や、Tapoの各機器のスケジュール機能は、家電をスマホや音声で操作できるようにするものであり、モニターの高さや椅子といった姿勢の問題、マイクと口の距離といった音の聞き取りやすさを直接解決する機能ではありません。導入する前に、どの機器がどの手間を減らすためのものかを、公式ページの仕様に沿って切り分けておくと、あとから見直しやすくなります。照明・エアコン・電源・会議まわりのどこから手を付けるかは、公式ページに書かれている仕様のうち、自分の作業環境に当てはまる項目から確認していくという進め方になります。

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参照した公式ページ

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