防犯カメラのmicroSD保存|カード選びと運用の注意

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TP-Link Tapo C120とTapo C425は、どちらも本体のmicroSDカードスロットに録画を保存できます。この記事では、TP-Link公式の製品ページと、microSDカードに関する公式FAQをもとに、カードの条件と運用上の注意点を整理します。

C120・C425が対応するmicroSDカードの条件

両機種とも、対応は4GB~512GBのSDHCまたはSDXCカードのみで、SDカードには非対応です。公式の注記には「SAMSUNG Evo PlusとTOPESELのmicroSDカードは、互換性上の理由から使用をすすめていない」ともあり、使用するとカードが破損する可能性があるとしています。カードは別売りで、本体には同梱されません。録画を残す場所をmicroSDにするかクラウドにするかは選べますが、この記事ではmicroSDカード側の条件を中心に見ていきます。

推奨されるカードの仕様

TP-Link公式のmicroSDカードに関するFAQでは、Tapoカメラ・ハブ向けに推奨するカードの仕様として、フォームファクターはmicroSDHC/microSDXC、速度クラスはClass10以上・ビデオ速度クラスV10以上・UHS速度クラス1以上、容量は8GB~512GB、用途は「高耐久」(監視カメラやドライブレコーダー向け)を挙げています。理由についても「通常のmicroSDカードはデジタルカメラでの利用などに向いており、連続録画を行う見守りカメラやドライブレコーダーには向いていないため、連続録画を長期間行うとカードが短期間で寿命に達し故障する可能性があります」と説明しています。

容量と画質で目安の録画時間が変わる

Tapo C120とTapo C425は、どちらも最大解像度が2K QHD 4MP(2560×1440px)です。フレームレートはC120が20fps(明るさに応じて自動適応)、C425が15/20/(25/30)fpsで、両機種とも仕様が完全に同じわけではありませんが、TP-Link公式のmicroSDカードFAQには、同じ解像度クラス「4MP(2560*1440)・15fps」の場合の目安録画時間が公開されています。実際の録画時間は解像度やフレームレートの設定、録画内容によって変わりますが、公式が示す目安は次のとおりです。

microSDカードの容量 4MP(2560×1440)・15fps時の目安(公式)
16GB 24時間
32GB 48時間
64GB 96時間
128GB 192時間
256GB 384時間
512GB 768時間

公式の注記では「表に記載されている録画時間は、一般的なビットレートで録画した際の実験結果を基にしています。実際の録画時間は録画内容や環境で左右するためあくまで目安としてご利用ください」ともしています。また「Tapoカメラのループ録画機能がオンの状態で、microSDカードの容量がいっぱいになると、古い映像から上書きをして録画を継続します」という仕組みも案内されています。

動作確認済みカードと、非互換が確認されているカード

TP-Link公式は、社内での実験結果として動作確認済みのmicroSDカードの一覧を公開しています。高耐久シリーズの例として、SanDisk High Endurance、Samsung PRO Endurance、KIOXIA EXCERIA ENDURANCEなどが挙げられています。一方で「実験の結果、ADATA(256GB, A1, V10, SDXC1)およびSamsung(256GB, EVO plus U3, V30, A2, SDXC1)はTapoカメラとは互換性がないことを確認しています」ともしており、Tapo C120・C425の製品ページに載っているSAMSUNG Evo PlusとTOPESELへの注意と合わせて確認しておきたい情報です。公式は「リストは、実験時点での結果です。同一の型番のSDカードでも、製造上の都合などによりカード内部の部品などが変更され、リストの結果と一致しない場合があります」とも注記しています。

公式FAQには、粗悪なmicroSDカードの例も挙げられています。「スペックの偽装」は、ラベルにV30と表記があり最大95MB/sの読み込みと最大90MB/sの書き込みを謳っていても、実際には5〜10MB/s程度しか出ないもの、「容量の偽装」は32GBのカードを特殊なツールで128GBと認識させるもの、「ブランドの偽装」は有名ブランドの製品であると謳いながら、正規品とは異なる粗悪な作りのものです。見分け方としては、パッケージのラベル・保証情報・バーコードの記載を確認する方法や、購入後にすぐカメラで動作確認を行う方法が案内されています。

使い始める前のフォーマットと、録画が途切れる原因

新しいカードは、使用開始前にフォーマットする必要があります。TP-Link公式は「使用開始前にmicroSDカードをフォーマットしてください」としており、Tapoアプリの「カメラ設定→ストレージと録画→microSDカード」からフォーマットする手順が案内されています。録画が正しく残らない場合の確認点として、公式は「SDカードの読み書き速度が基準に達していない場合、録画が欠落する可能性があります」とも説明しています。

定期的な確認と交換

公式は「microSDカードの読み書き回数には寿命があるのでmicroSDカードは数年ごとに交換してください」としています。録画ができていなくてもカメラ自体は映像を映し続けるため、異常に気づきにくいのもmicroSDカード運用の注意点です。公式FAQにあるとおり、パッケージの表示を確認するほか、WindowsのH2testwのようなソフトウェアで実際の容量を確認する方法もあります。定期的に過去の録画を再生できるか確かめておくと、カードの不具合に早く気づけます。

C120・C425とも、microSDカードの互換性についての詳しい案内は製品ページから専用のFAQへ進める形になっています。容量・速度クラス・対応シリーズのどれも公式の記載で確認できるため、購入前にひととおりすべて目を通しておくと、あとから買い直す手間を減らせます。

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参照した公式ページ

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