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今回取り上げるSwitchBot プラグミニ(JP)を、SwitchBot日本公式の製品ページに載っている記載のうち、電力計測に関わる部分を中心に整理します。プラグミニはコンセントと家電の間に挟んで使うスマートプラグで、製品ページには「3つのスーパーチップ搭載」と掲げられています。電源のオン・オフだけでなく、つないだ家電がどれだけ電力を使っているかを数値で残せる点が、この製品の軸になっています。
見ていくのは、計測を担うチップと記録される3つのデータ、アプリでの確認とCSVエクスポートの手順、異常のプッシュ通知と15Aの過負荷保護、計測データを使った自動化、計測を始める前に確認しておきたいコンセントとWi-Fiの条件、本体仕様の6つです。
電流・電力・使用時間を記録するPower/Energyチップ
製品ページにある「3つのスーパーチップ搭載」のうち、公式が名前と役割を挙げているのがPower/Energyチップです。公式は、このチップが家電の電流・電力・使用時間を記録し、異常があればプッシュ通知で即座に報告するとしています。
記録したデータはSwitchBotアプリでリアルタイムに確認できます。公式は、エクスポート可能なデータによって家庭の節電・省エネが容易に実現でき、家電の効率管理が可能になり、操作端末の履歴も確認できるため管理が一層便利になるとしています。何を、いつ、どれだけ使ったかを数値で残せる点が、単なる電源のオン・オフとの違いです。
アプリでの確認とCSVエクスポートの手順
アプリでは、現在の消費電力だけでなく過去の消費電力も確認できます。データはCSV形式でエクスポートでき、公式のよくあるご質問には手順が示されています。対象のプラグミニをタップし、「過去消費量」をタップしたあと、画面下の「データエクスポート」をタップすると、データは自動的にCSVの形でエクスポートされます(対応はSwitchBot AppバージョンV6.23以降)。書き出したデータは、任意の形式で保存できるとされています。アプリの画面を開かなくても、あとから振り返れる形でデータが残る点が、リアルタイム表示だけの製品との違いです。
このデータエクスポート機能はプラグミニに搭載されており、公式はシリーズ内の別製品「プラグ」にはこの機能が無いとしています。なお、製品ページの一覧には「プラグミニ(JP)」のほかに「プラグミニ(JP)HomeKit対応」という製品も並んでいます。Apple の「ホーム」アプリでの利用を考えている場合は、この2製品の違いも確認材料になります。
異常のプッシュ通知と15Aの過負荷保護
公式は、Power/Energyチップがプッシュ通知で異常を即座に報告するとしています。あわせて、「過負荷保護装置」「感電防止設計」「750℃高温難燃性素材」という3つの機能を備えるとしています。電流や電力を測り続ける本体を安全に使うための設計と位置づけられています。
過負荷保護には具体的な数値があります。接続した家電の電流値が15Aを超えると過負荷保護機能が働いて自動的に電源がオフになり、SwitchBotアプリに過負荷のメッセージが表示されます。過負荷の状態を解除するには、家電や周りの環境を確認したうえで本体の電源ボタンを手動で押して再起動する必要があり、過負荷の状態のままではアプリから電源をオンにすることはできません。
開閉センサーと連携させる電力の自動化
SwitchBot開閉センサーと連携させれば、家を出た時に家電を一斉にオフにすることができます。公式は、電力出力を実行条件に設定して家電の電源を切断する使い方を挙げています。計測した電力の値そのものを自動化の条件にできる点は、単なる遠隔スイッチとの違いになります。
このほか、SwitchBotアプリでは「起床時間にテレビをオンにする」「就寝時間にベッドサイドランプをオフにする」といったスケジュール設定や、「○○分後に電源をオン/オフにする」というタイマー設定もできます。本体にBluetooth機能とWi-Fi機能を搭載しているため、SwitchBotのハブを別途用意しなくても、外出先から家電の電源を操作できます。音声操作は、アレクサのほか、Google Home、Siri Shortcuts、IFTTT、LINE Clova、SmartThingsに対応しています。
計測を始める前に:コンセントとWi-Fiの条件
公式は購入前の確認事項として、「本製品は幅広プラグ(片方の刃が大きいタイプ)の電源プラグを使用しています。必ず、N極対応のコンセントで使用してください。または、N極対応延長コードと併用してください。」としています。プラグ穴の設計は、日本のJIS規格「JIS C 8303:2007」に適合しているとされています。
対応するWi-Fiは2.4GHzのみで、セットアップの案内にも「2.4GHzのWi-Fiのみ対応します」と明記されています。本体サイズは70 x 39 x 39 mm、本体重量は70gで、コンパクトな設計により、隣のコンセントの邪魔をすることなく使用できるとされています。設置場所を決めるうえでは、コンセントの形状とWi-Fiの帯域という2つの条件を同時に満たす必要があります。
本体仕様
| 項目 | 公式の公表値 |
|---|---|
| 本体サイズ | 70 x 39 x 39 mm |
| 本体重量 | 70g |
| 定格電圧 | 100 V AC |
| 定格電力 | 1500W |
| 電流 | 15A(最大) |
| 動作温度 | -15°C~40°C |
| 通信方式 | IEEE 802.11 b/g/n,2.4 GHz Wi-Fi,Bluetooth Low Energy |
| 対応OS | Android 4.3+, iOS 14.0+, watchOS 1.0+ |
| パッケージ内容 | 本体×1、取扱説明書×1 |
公表値をまとめると、Power/Energyチップが記録するのは電流・電力・使用時間の3項目で、過去データはCSVとして書き出せます。過負荷保護が働く電流値の15Aと、コンセントの形状がN極対応を前提にしている点、対応するWi-Fiが2.4GHzに限られる点は、計測を始める前に確認しておきたい数値です。
参照した公式ページ
- SwitchBot プラグミニ(JP) 製品ページ(仕様・よくある質問) https://www.switchbot.jp/products/switchbot-plug-mini(2026年9月26日確認)

